こんにちは。看護師の望月です。蒸し暑さの中にも、夏の気配を感じるようになってきました。子ども達は汗ばむ季節を元気に過ごしながら、水遊びや夏の準備を楽しみにしています。
当園では、子どもたちが安全で健康的に園生活を送れるよう、医療機関との連携体制を整えています。なかでも、園内の健康管理や園児の体調不良時の対応においては、小児科の嘱託医の先生と連携を図りながら、安心できる保育の提供に努めています。今回のコラムでは、そのような嘱託医との連携体制についてご紹介いたします。
嘱託医の先生について

当園の嘱託医は、地域の小児医療に長年携わってこられた経験豊富な先生です。ぺんぎん保育園 上足洗、ぺんぎん保育園 豊田は、それぞれ近隣の小児科の先生に依頼をしており、緊急で受診の必要があった際も伺いやすく安心です。
年に2回の内科健診の時に園を訪問していただき、子ども達の健康状態の確認や保育環境に合わせた衛生管理などについてご助言をいただいています。
連携の内容

内科健診による健康チェック・助言
当園では、年に2回、嘱託医による園内の保育環境や子どもたちの健康状態の確認・助言を受けています。
また、内科健診の際には、事前に保護者の皆さまから問診票にご記入いただいたご質問を職員が確認し、保育園看護師を通じて嘱託医へお伝えしています。健診後には、嘱託医からの回答やアドバイスを保護者の皆さまにフィードバックしています。
受け入れ判断の相談
保育園は集団生活の場のため、受け入れの判断基準が難しいときがあります。そのような場合は、園児の症状や診断名を嘱託医にお伝えし、保育園での対応についてのアドバイスをいただいています。
病児保育においても、病院のような設備が整っていない保育園での受け入れについて、ご意見いただき、園のルールとして決めています。 嘱託医へ電話でご相談したり、必要であれば嘱託医に伺い直接お会いしてご相談し、保育園での対応について意見をいただいています。
保護者の皆さまへ

園では、嘱託医の先生と連携しながら、日々の健康管理や緊急時対応に努めています。お子さまの体調に関する情報は、登園時の聞き取りや連絡帳などでご共有いただき、必要に応じて医療的判断を仰ぐ体制を整えています。
引き続き、ご家庭と園・医療との三者連携にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
まとめ
今回は、小児科の嘱託医について紹介するコラムでした。いかがでしたでしょうか。保育園は生活の場であり、病院とは異なり保護者の方と共に日常生活を支える必要があります。生活の場において保育園の子どもたちの安全を守るために嘱託医のアドバイスをもらい、保護者の方が安心してお子さまを預けられるように日々努力していきます。