みなさま初めまして。ぺんぎん保育園の保育士の川瀬と申します。現在保育士6年目で、昨年度までは大きな園で保育教諭として働いていました。子どもたち1人ひとりと丁寧に関わりながら保育をしたいということもあり、小規模保育園であるぺんぎん保育園今年度より働くことを決めました。今回はぺんぎん保育園の1歳児11名の担任を経験して得た学びや感じたことなどをお伝えできればと思います。
1歳児担任をして感じたこと
私はこれまでに、1歳児クラスを3回担当したことがあります。今年度ぺんぎん保育園にきて、1歳児の担任となって感じたことは、どのクラスでも全く同じ子はいなくて、「それぞれ個性があって面白い」ということでした。
もちろんイヤイヤ期はこうなるな、生活の流れはこういうものだな等、共通する部分もありますが、Aちゃんはお友達が大好きだな、B君は毎日元気いっぱいだな、Cちゃんは引っ込み思案だけど少しずつ自分の思いが出せるようになってきたな、といった一人ひとりの姿が見えてきて、何回担任をしても子どもたちには新しい発見があります。
今年度1歳児のいるか組を担任し、子どもたちと丁寧に関わっていく中で、集団活動や生活において一人ひとりの性格や興味に合わせた配慮を行いました。その中で、様々な思いから曇っていた表情がニコニコ笑顔になる瞬間を何度も見てきて、子どもたちとの信頼関係を着実に築くことができていると実感することができ、とてもやりがいのある楽しい仕事だなと改めて感じることができました。
園児の成長を実感すること共有することの嬉しさ
昨年の4月にハイハイしていた子が、今年の3月にはスタスタかけ足になっていたり、カタコトだった言葉が二語文、三語文になってきたりと、1歳児の子どもたちの成長はとても早いです。日々できることが少しずつ増えていき、その姿を真近で見れることにとても幸せを感じました。
「○○できたね。すごいね。」と子ども達と一緒に喜んだり、「こんなことがでいるようになったんです」と保護者同士や保護者の方々と情報を共有することに毎日嬉しさを感じます。
1歳児は発達段階に大きく差があったり、イヤイヤ期真っ只中だったりと難しさもありますが、それ以上にやりがいや喜びを感じることができました。それぞれに合った関わりや1歳児が楽しむことができる活動・環境作り等、まだまだ学ぶことはたくさんあります。これからもたくさんの子どもたちと関わる中で、子どもたちと一緒に、保育者として成長していきたいと思います。