葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

12月の健康教室(看護師が行う咳エチケット教室)

ぺんぎん保育園看護師の仲亀です。日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の冷え込みに晩秋の訪れを感じるようになってきました。朝晩の寒暖差から、体調を崩してしまう方も少なくないのではないでしょうか。寒さが強まるこれからの時期、インフルエンザをはじめとする様々な感染症の流行が予測されます。そこで今回は、感染対策の一つ、”咳エチケット”についてお話をさせていただきました。

目次

咳エチケットとは?

「咳エチケット」は、インフルエンザ等の咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。 特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。

3つの正しい咳エチケット

①マスクを着用する
鼻 からあごまでを覆い、隙間がないようにつけましょう。

②ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う
口 と鼻を覆ったティッシュは 、すぐ にゴミ箱に捨てましょう。

③上着の内側や袖(そで)で覆う

咳エチケット教室の様子

看護師:「風邪をひくと、みんなお咳や鼻水がでるよね!どうしてかわかるかな?」
園児:「体調が悪いからからだよ!」
と2歳児クラスの男の子が元気に答えてくれました。

看護師:「みんなの体にバイキンさんが入ると、みんなの体が咳や鼻水と一緒にバイキンさんを追い出そうと戦ってくれるからなんだよ。だからみんなのお咳やくしゃみの中にはたくさんのバイキンさんがいるんです。」

そしてなんとこのバイキンさんはとっても遠くまで飛んでいきます

実際にバイキンさんが飛ぶ距離を、みんなに体験してもらいました。「こわいー!」とびっくりしている園児さんもいました。

マスクをせずに咳やくしゃみをすると、その飛沫は2~3m飛ぶと言われています

みんなでバイキンさんを広げないための咳エチケットポーズを練習しました。

一つ目は忍者のポーズです。すこし難しいかな?と思いましたが、さすが2歳児さん、上手にポーズが出来ています。

二つ目は、口や鼻を覆うポーズです。これは見たことのある子が多かったみたいです。1歳児クラスさんも上手にポーズが出来ました。

しかし、手で口や鼻を覆うと今度は手にたくさんのバイキンさんがついてしまいます。その手で玩具に触ると、おもちゃにバイキンさんがうつっちゃいますね。その後の手洗いがとっても大切です。

テスト

最後に、「みんなで練習したあわあわ手洗いをしっかりやってね」ということを伝えました。

風邪予防は、出来ることから始めよう

今回の教室はいかがだったでしょうか。こどもたちにとって 「咳エチケット」は、少し聞きなれない言葉で難しかったかもし れませんが、みんな一生懸命お話を聞いてくれました。 一人ひとりができる事から、風邪予防をはじめてみましょう。

この記事を書いた人

富士宮市出身。子ども病院での勤務を経て、現職に。子どもと関わることが大好きで、毎日子ども達の笑顔に元気をもらっている。これまでの経験を活かし、予防的な視点で子ども達やご家族のサポートが出来るように努めていく。

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