葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

1月の教室(看護師が行う手洗い教室part2~実践編~)

年が明け、早いもので1ヶ月が経ちました。 保育士からの希望もあり、1月の教室は今年度2回目となる手洗い教室を行いました。 前回の教室の内容も踏まえながら、今回は手洗いスタンプを使った実践形式の教室を行いました。その様子を紹介していきます。

目次

手洗い教室の様子

あわあわ手洗いのポーズの復習

まず、9月の手洗い教室でみんなで練習をしたあわあわ手洗いをもう一度復習しました。「おねがい~おねがい~カメさん」と歌に合わせて手を動かします。みんなとても上手にできています。

関連記事:9月の健康教室(保育園看護師が行う手洗い教室)

看護師による見本

手洗いのポーズを練習したあとは、実際にあわあわ手洗いをしているところを見てもらいました。この時に手洗いスタンプを使って、手に付いたバイキンスタンプがきれいになるかみんなに確認してもらいました。バイキンのスタンプに興味津々で見てくれました。中には、少し怖がる子もいました。

手洗いをするとバイキンがいなくなり、手が綺麗になることをみんな実感できたようです。保育士からの意見を踏まえて、今回は以下のポイントをお話しながら行いました。

1)泡は1pushだします。無駄使いはしません。
2)手洗いの6つのポーズでしっかり手をこすりあわせます。
3)泡をしっかり流します。
4)ペーパータオルで水をしっかり拭きます。ペーパーは1枚ずつとりましょう。

クラス毎に分かれての手洗い練習

次はいよいよ子ども達に手洗いを実践してもらいました。手洗いスタンプを押したら手洗いのスタートです。


0歳児クラスは保育士さんと一緒に手洗いをしました。
1歳児クラスになると、先生の声掛けだけで上手に手洗いが出来る子が増えてきます。
2歳児クラスになると、見守りだけでも上手に手洗いが出来ます。

水道の前に貼ってある、あわあわ手洗いの歌とポーズが描かれた紙をみながら、「次はこれ?」「これでいい?」と確認しながら手洗いをしている姿がみられました。手洗い後には、バイキンのスタンプが消えた綺麗な手を見せてくれました。

メダルのプレゼント

手作りのメダルも用意しました。ぺんぎん保育園では、園児1人ひとりにその子のマークが決まっており、靴箱や荷物入れの目印になっています。メダルにあるキャラクターはそのマークです。

メダルを渡すと、とても喜んでくれました。手洗いをした後の手をみんなで確認し合い、バイキンがいなくなって、とてもキレイになったことを確認し合いました。「せんせいみてー!いないよー!」と、子ども達自身も手洗いの効果を実感できたようです。

まとめ

手洗い教室の後には、「家でも歌をうたいながら楽しそうに手洗いしていた」「いつも以上に念入りに鼻歌を歌いながら手を洗っていた」「メダルを嬉しそうにずっとかけていた」等、とても嬉しいお声をいただきました。

実際に、私もおやつや給食の前、お散歩から帰ってきた後に一緒に手洗いをすると「バイキンさんばいばーい」と、歌を歌いながら、上手に手洗いをしてくれているところを目にします。どんどん手洗いが上手になっていることを感じ、とても嬉しく感じました。これからも、子ども達が楽しんで参加できるような教室を考えていきたいと思います。コラムにもその様子を載せていくので、楽しみにお待ちください。

この記事を書いた人

富士宮市出身。子ども病院での勤務を経て、現職に。子どもと関わることが大好きで、毎日子ども達の笑顔に元気をもらっている。これまでの経験を活かし、予防的な視点で子ども達やご家族のサポートが出来るように努めていく。

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