こんにちは、ぺんぎん保育園看護師の大石朱里です。今回はぺんぎん保育園自慢の病児保育についてご紹介いたします。静岡市内にもいくつか病児保育室がありますが、それぞれの特徴があるかと思います。ぺんぎん保育園の病児保育は、どのような特徴があり、どのように1日を過ごしているのか知って頂けたら幸いです。
病児保育とは
まず初めに病児保育とはどのような場所なのかをご紹介いたします。病児保育とは、急な発熱や風邪などの体調不良時でも、専用の病児保育室にてお子さまをお預かりする保育サービスのことです。普段、ぺんぎん保育園をご利用していないお子さまでもご利用いただけます。〝発熱がありいつもの保育園では預かってもらえないが、お仕事は休めない〟という様な場合や、〝お子さまの体調が不安定なためゆっくり過ごしたい〟といった際にご利用していただけたらと思います。
事前登録
病児保育室は、事前にぺんぎん保育園の病児保育利用登録を行っていただくことでご利用が可能となります(2回目以降は不要です)。ぺんぎん保育園の病児室は、駿河区豊田と葵区上足洗の2ヵ所にございます。一度の登録で、両園のご利用が可能となります。ご登録は無料ですので、お気軽にお問合せいただければと思います。詳細は、ぺんぎん保育園ホームページ「病児保育とは?」に掲載されておりますのでご参照ください。
利用予約
ご利用を希望される際は事前にお電話をいただき、空きの確認、ご予約をお願いいたします。予約は8:00から17:00の間に受け付けております。
予約の電話の際に、すでにお子さまの受診がお済でしたら、お子さまの様子についても一緒にお聞かせください。予約連絡後に受診する際には、受診後、再度受診結果のご連絡をお願いします。結果を基に受け入れ体制を整えます。
なおぺんぎん保育園の病児室は、静岡市の「登園届」「意見書」に該当する疾患と診断された場合はお断りさせていただいております。
病児室のご利用には医師記入の診療情報提供書が必要です。受診時に『ぺんぎん保育園 病児・病後児保育事業利用紹介書(診療情報提供書)』を忘れずにお持ちください。書類は利用登録時にお渡しいたします。
入室
病児保育室の開室時間は、8:00から17:00です。時間内であれば何時からでもご入室いただけます。保護者様とお子さまの、ご都合のよろしいお時間でお越しください。
入室の際は、直接病児保育室入口へお越しいただきます。一日担当をする看護師・保育士で受け入れを行います。お子さまの月齢や体調のご様子により、適切な環境を整えてお待ちしております。入室時、必要書類やお荷物、お子さまの様子を一緒に確認いたします。診療情報提供書と連絡票は必要事項をご記入の上、必ずお持ちください。
日中~退室まで
日中は、病児保育室で一日を看護師と過ごします。体を休めながら、好きな遊びができるよう努めています。体調により、横になっていたい様子や、寝て過ごしたい様子の場合は静かに入眠できる環境を整えます。
症状により適宜、検温や酸素飽和度の測定を行い、解熱剤の投与や緊急対応ができるよう観察をしておりますので、安心してお子さまをお預けしていただきたいと思います。
お食事については、当病児室で提供する食材や調味料をご家庭で召し上がったことがあるか、登録時に確認させていただきます。すべての食材にアレルギー反応がないことが確認できましたらご提供が可能です。未摂取の食品がある場合や、ご持参をご希望の場合はお弁当をお持ちください。また食欲がない場合には、ゼリーやヨーグルト等の食べやすいお食事を持ち込みしていただくことも可能です。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。ぺんぎん保育園の病児保育で、体調不良のお子さまと保護者様のお力になれたら幸いです。病児保育室のご登録、ご相談は随時受け付けております。お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。