こんにちは。看護師の望月です。冷たい風の中にも、どこか春の気配を感じられるようになってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。毎日の小さな変化に目を向けながら、元気に新しい季節を迎えられるよう見守っていきたいですね。
さて、以前の看護師コラムで、ぺんぎん保育園の看護師の取り組みとして看護師もクラスを持ち、担任保育士と担当看護師でそのクラスの保育を行っていることについて、少しですがご紹介させていただきました。今回のコラムでは、その内容について詳しくご紹介したいと思います。
看護師のクラス担当制とは

ぺんぎん保育園(上足洗・豊田)は、看護師が毎日複数名勤務しています。今年度(2025年4月)から新しい体制として看護師も担当のクラスを持ち、担任保育士と担当看護師でそのクラスの保育を行う「看護師のクラス担当制」を始めています。
ぺんぎん保育園で活躍する看護師たちは様々な知見を持っています。看護師たちの豊富な医療的な専門性に加え、園内の保育士が行う研修を受けたり、静岡市が行う子育て支援員研修を受講したり、保育について学ぶ機会を作ることで、医療現場とは異なる保育現場で必要とされる保育看護を提供することができます。
また、保育士には看護師の視点を伝えています。これまでも、看護師と保育士が連携しながら、園児一人ひとりに目を向けた保育を大切にしてきました。その関わりを、より継続的で安定したものにするため、看護師のクラス担当制を開始しました。
現場の様子

ぺんぎん保育園の看護師たちの強みの1つに、「小さな変化に気づく視点を持っていること」が挙げられます。担当クラスを持つことで、この強みをより一層発揮していくことができます。看護師は今まで以上に細かな視点で園児たちと関り、気づいたことや感じたことを保育士にフィードバックしています。コミュニケーションも綿密になり、保育士は、看護師に園児の養護面やクラス運営についての相談がしやすくなりました。
園長を含む保育士からは「自分のクラスに担当看護師がいると心強い。」という声が聞かれました。 看護師は「担当園児ができたことで関わりが深めることができた。今まで以上にやりがいを感じる。」と、保育園看護師としてのモチベーションの向上と思われる発言も聞かれました。
クラス担当制が始まりまだ1年、これからもクラス担当制が安定して機能するよう、体制の調整や改善を重ねていきたいと考えています。
来年度について

今年度行った「看護師のクラス担当制」は看護師と保育士が協働し、園児一人ひとりに丁寧に関わるために有効だったと思っています。また、保護者の方のご意見を伺いながら、さらなる保育の質の向上を目指したいと考えています。
他にも、病児保育と看護師のクラス担当制の両立などの課題もあります。引き続き保育園看護師として、園児にとって、保護者にとって良いことを考え実践していきたいと思っています。
