葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

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旬を味わう~里芋を食べよう~

こんにちは。管理栄養士の松平です。
木々の葉が色づき、温かい食べものが恋しくなる季節になりました。おうちでも煮物やお鍋など、ほっとする料理が並ぶ頃ではないでしょうか。

園でも、旬の野菜を使った優しい味の献立を取り入れています。食を通して季節を感じ、心も体もあたたまる時間を過ごしてもらえたらと思います。

秋から冬にかけて旬を迎える食べ物の中で今回は、里芋についてお話ししたいと思います。

目次

里芋の豆知識

里芋はねっとりとした食感と甘みが特徴の根菜で、独特のぬめり成分(ガラクタンなど)を含みます。1年を通して流通しますが、一般的に旬は秋から冬です。親芋の周りに子芋・孫芋がたくさんできる様子から、子孫繁栄の象徴とされ、おせち料理にも使われます。

里芋の栄養成分

むくみや高血圧の改善に役立つカリウムや、整腸作用のある食物繊維が豊富です。

他の根菜類に比べて水分が多く、低カロリーなのが特徴です。

おいしい里芋の見分け方

おいしい里芋を見分けるために以下の点を参考にしてみてください。

形:丸くふっくらとしていて、ずっしり重みがあるもの

表面:傷やひび割れがなく、土が付いているもの

皮:縞模様がくっきりしているもの

お尻の部分:柔らかくスカスカしているものは避ける

里芋の保存方法

泥が付いている場合

泥付きのまま、新聞紙やキッチンペーパーで包み、風通しの良い冷暗所で保存します。新聞紙などで包むことで、乾燥を防ぎ、低温障害も避けられます。

泥が付いていない場合

なるべく早く使い切るか、皮をむいて冷凍保存しましょう。煮物などにしてから冷凍することも可能です。冷凍しても食感や味が変わりにくいのが特徴です。

里芋を離乳食に使うときのポイント

里芋は粘り気があるので、離乳食初期は避けてください。

ゆで時間が足りないと固いので、充分にやわらかくなるまで加熱し、7、8カ月頃から使いましょう。

生の里芋に含まれるアセチルコリンやシュウ酸カルシウムなどの成分は、十分加熱することによって減少し、アレルギーに似た症状(かゆみ、ピリピリする)を抑えることが出来ます。

初めて与える時は、少量から始めて、赤ちゃんの口や顔の周りの変化を注意深く観察してください。

STEP
5、6カ月頃

食べさせません。

STEP
7、8カ月頃

ぬめりがあり、月齢が小さいうちはうまく口の中でつぶせないことがあるので、粗くつぶします。

竹串がすっと入るまでやわらかく加熱し、小さく切って、フォークでつぶします。水分でしっとりさせてください。

STEP
9~11カ月頃

竹串がすっと入るまでやわらかく加熱し、1cm角に切ります。

STEP
12~18カ月頃

竹串がすっと入るまでやわらかく加熱し、1~2cm角の食べやすい大きさ切ります。

調理の工夫

里芋を塩もみしてから水洗いすると、ぬめりを取ることができます。里芋の皮をむく際にぬめりが気になる方は試してみてください。

また、皮つきのままゆでたり電子レンジで加熱したりしてから皮をむくと、手がかゆくならずに使えます。

里芋を使ったレシピ

里芋は、さまざまな料理にして楽しむことができます。煮っころがしにしたり、けんちん汁や味噌汁に加えたりするのが定番の食べ方です。

コロッケのタネやポテトサラダに加えて、ねっとりした食感を生かしても、おいしく食べることができます。
マヨネーズとの相性が良いので、サラダに加えるのもおすすめです。

今回は保育園のおやつにも登場した「さとまるくん」と「いものこ汁」のレシピをご紹介します。

さとまるくん

材料(4人分)

  • 里芋 160g
  • 片栗粉 12g
  • 油 2g
  • 水 30g
  • 上白糖 10g
  • 醤油 3g
  • 白すりごま 3g

作り方

①里芋は皮をむいてやわらかくなるまで茹で、熱いうちに片栗粉を混ぜてつぶし、丸めます。

②フライパンに油を熱し全面をこんがりと焼きます。

③煮立てた水・砂糖・醤油・ごまを②にからめて下さい。

いものこ汁 (岩手県・秋田県の郷土料理です)

材料(4人分)

  • 鶏もも肉  160g
  • 里芋 160g
  • 舞茸  100g
  • 人参  80g
  • だし汁  600g
  • 酒    小さじ1
  • 精製塩  小さじ1/3g
  • 醤油   小さじ1

作り方

①肉・野菜は食べやすい大きさに切り、里芋は水にさらします。きのこは1㎝幅に切ります。

②調味料を煮立て、芋を加えて煮ます。軟らかくなってきたら鶏肉・その他の材料を加えて火を通して下さい。

里芋は、体を温める食材のひとつです。寒くなるこれからの季節、煮物や汁物などでご家庭でも楽しんでみてください。

この記事を書いた人

徳島県出身。大学卒業後は食品会社と総合病院に勤務し、食の現場を幅広く経験。夫の仕事の都合で静岡市に移り住み、現在は4人の子どもの母としてにぎやかな毎日を送っている。子どもたちに安全でおいしい給食を届け、たくさんお話ししながら食の楽しさを伝えていきたい思いで仕事に向き合っている。当園には2025年7月から勤務。趣味はお菓子やパン作りで、リフレッシュできるお気に入りの時間。

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