葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

絵本の読み聞かせの効果

園長代理の鈴木です。読み聞かせを面倒だと思っている人いませんか?それは大きな間違いです。本が苦手な大人はいませんか?でも好きになってください。その効果はすごいのです。ぺんぎん保育園では、絵本を入口に、その絵本の世界を遊びとして発展させ、絵本と現実の世界が重なる体験を提供するプログラムを行っています。小さいころから本に触れて育つことで、様々な良い効果につながるのです。その効果について触れてみます。

目次

効果その① 4つの力が身につく

本棚

絵本の読み聞かせによって、(1)想像力・語彙力を育てられる。(2)集中力が身につく。(3)感性が豊かになる。(4)知的好奇心を刺激できる。などと言われています。これらのことが身につく背景には、親子のコミュニケーションが図れているということが前提にあり、それは大きなメリットの一つと言えます。 ぺんぎん保育園では、絵本プログラムを通して先生たちと関わり、次の遊びへと発展させる活動を行っています。子どもたちは、安定した気持ちで活動に取り組んでいます。読み聞かせの効果です。

効果その② 保護者にも効果あり

読み聞かせの効果はたくさんあり、(1)ストレスの解消ができる。(2)人の気持ちが分かるようになる。という報告もあります。ストレスの解消という効果には、読み手の大人にも有効で、8週間の読み聞かせを行った実験では、子どもの落ち着きのなさや機嫌の悪さなどの問題行動が減り、それに伴い親のストレスが軽減されたという東北大学の研究結果もあります。 ぺんぎん保育園の先生方も読み聞かせが大好きです。大人への読み聞かせの効果を感じているのかもしれません。

効果その③ 五感を育てる

脳にとって読書は、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚という五感の記憶が総合されて、言葉になります。言葉を通して世界を知る、整理するというのは、抽象的な思考能力を高めるには非常に良いと脳科学の専門家も言っています。

「クシュラの奇跡」(※)でも説明できるように、読み聞かせの効果は、私たちが想像する以上に素晴らしいものだと感じています。 ぺんぎん保育園では、「五感の生活」を大切にしています。先生方が絵本を持って読み始めると、子どもたちは自然に集まり、よく見てよく聞いています。 そして、子どもたちの「もう一回」(もう一回読んで)に快く応えています。

※ 複雑な重い障害をもって生まれたクシュラという女の子が絵本を通して前向きに人生を歩んでいく実話の物語

効果その④ 長生きする

本

読書に関するこんなニュースがあります。 「読書をする人たちは、しない人たちに比べ、長生きする傾向が格段に増す」というものです。読書と健康の関係を調べたイエール大学の研究で、3,635人の参加者たちを、長年12年間にわたって調査した結果、本を読む人たちは、読まない人に比べ、平均2年長生きしたそうです。

また、1週間の読書時間が3時間半以下だった人たちは17%、3時間半以上だった人たちは23%死亡率が低かったという結果が出たそうです。このことから、一日30分以上読書をすれば、より効果が増すということになります。(30分×7日間で3.5時間) ただし、このことによる根拠はまだ解明されていないようですが、読書は気分転換にもなりますので、読んでみて下さい。

ぺんぎん保育園の絵本プログラムもご覧ください

この記事を書いた人

この4月からぺんぎん保育園(豊田)にお世話になり、島田市から通勤しています。以前は小学校及び特別支援学校で勤務していたこともあり、子どもたちと関わることが大好きです。誰もがいろいろな思いを持って過ごしています。その思いを尊重し、寄り添っていきたいと常に思っています。
どうぞよろしくお願いします。

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