管理栄養士の山内です。お天気のいい日にお散歩に出かけて寒さでさえも楽しんでしまうぺんぎん保育園の子ども達の逞しさに、冬の寒さが苦手な私は感心している毎日です。
さて、ぺんぎん保育園では月に2回ほどイベント食の日があります。いつもの給食とは少し違って、イベントにちなんだメニューや日本各地の郷土料理メニュー、旬の食材を取り入れたメニューで食べ物からも季節を感じることができます。ぺんぎん保育園が大切にしている五感(味覚・視覚・嗅覚・触覚・聴覚)の発達を促すイベント食の日は、子ども達にとって特によい刺激を与えていることでしょう。今月はクリスマスのイベント食があったのでその様子をお伝えします。
クリスマスメニューの給食の様子
イベント食の日は子ども達が食べる前に1人ずつ写真をとり、今日はいつもと違うなということを感じてもらいます。メニューは、ツナコーンピラフ・ローストチキン ・雪だるまポテトサラダ・スープ・バナナでした。
小規模保育園だからこそ出来る工夫
盛り付け作業の多い日は、時間通り提供するためにいつも以上に手早く調理を進めていきます。今回の雪だるまポテトは、異なる大きさに丸めたマッシュポテトを倒れないように積み重ねました。ゴマで目を作り、ケチャップを竹串で少量取り、ほっぺたを描きます。頭にはバケツに見立てて小さく切った人参をのせます。中々細かい作業があり大変ですが、子ども達が喜んでくれることを信じて黙々と作業します。これは小規模園だからできる丁寧な仕事ではないでしょうか。
こうして、今年のクリスマスイベント食も無事に提供できました。子ども達にとっても、お友達と過ごすクリスマスの楽しいひと時になっていたら嬉しいです。