子育て事業部の齋藤です。暑い日が連日続いています。子どもたちが大好きな水遊びも暑さ指数によっては実施できない日もあり少しがっかりな気持ちではありますが、保育室内で絵具遊びや身体を動かすサーキット(運動)遊び等を行い元気いっぱいに過ごしております。
今回は主体性シリーズ最終回として、主体性を伸ばしていくにあたってどのような保育園(幼稚園)選びが良いかお伝えしていきたいと思います。
「主体性」に焦点を当てた園選びのポイント

①職員の声のかけ方
保育園の職員は、子どもたちと長時間接しています。その先生たちの声のかけ方や言動、声の大きさを気にかけてみましょう。クラスの年齢によっても声かけの頻度や方法は異なりますが、共通して言える事は“子どもへの指示は最低限にし、答えを教えるのではなく気付きを与えて考える力を促す事ができているか”です。
例えば、主活動から給食の時間帯の様子を想像してみましょう。その時に先生が「はい、お給食の時間なのでお片付けをしましょう!車のおもちゃはこのカゴね、おままごとはこっちー」「片付けが終わったら手を洗って椅子に座ったら手はお膝にして待ってましょう」と、一つひとつ指示を出していたら子どもは考える事なく指示で動く姿が想像できるかと思います。
一方で「はい、長い針が9(45分)になったら給食のお時間になりますよー。みんな時計を見ながら考えてみようね」そして片付けをしている子に対して「〇〇さんすごいね」と褒められる事により、その子の自信と他の子への考えるきっかけになると思います。さらに「給食を食べる前には何するのかな?」と考える機会を与え、手洗いをする事を自分で考えてできるように促します。
このように子どもたちが気付けるような声かけをしている点がポイントになります。また上の例は幼児組を想定したものですが、乳児組さんでは“選択肢を与える声かけ”ができているかも重要な部分になります。“片付けをする”という大まかな指示よりも「(玩具を手に持ち)こっちとそっち、どっちをお片付けしようか」と具体的に伝えていると子どもは自分で選択しやすくなります。
②保育士の人数
ニュースでも報じられる機会が多いので耳にされた事があるかとは思いますが、保育園では年齢によって必要な保育士を配置する“配置基準”というものがあります。0歳児は園児3名につき保育士1名、1歳児は園児6名につき保育士1名…と決められていますが(行政により異なります)、一人ひとりの思いに対応したり、ゆったりとした関わりを可能にする為には配置基準を満たす事は当然の事ですが、それ以上の職員がいるとより一人ひとりに合わせた対応が可能になります。ぺんぎん保育園では保育士だけでなく、看護師・事務職員も一緒になって保育している点は大きな特徴になっております。
③園を取り巻く環境
保育室や園庭を見てみましょう。いつでも好きな時に遊ぶ事ができる場所に、安全に配慮された年齢に合った玩具が設置してあるか、危険な箇所を把握し対応しているか(例:棚の角をクッション材で補強等)、園庭がある園では遊具で園児が遊んでいる時にしっかりと保育士が付いているか等、安全面を確保する事で保育士は注意をする声かけが少なく、子どもたちは思いきり遊ぶ事ができます。
④製作物
玄関や廊下、保育室内と至るところに園児の製作した作品が飾られているかと思います。その製作物が構図や色の使用等、個性のあるものとなっているかという点も一つのポイントとなります。
*ただし同じような作品の場合、保育士がしっかりとしたねらいを持ってそのような製作をしている場合がありますので、気になった際は声をかけてみる事も良いかもしれません。
まとめ

今回は“主体性”に特化した園選びのポイントをお伝えしました。4月入園を希望される方はこれから本格的に保活をする時期になる事と思います。気になった園がありましたら事前にホームページで調べたり、不明点は園長先生や主任の先生にと聞いてみたりする事をおススメします。またストレートに「主体性を促す為にどのような取り組みをされていますか」と聞いてみるとより詳しく教えてくれるかと思います。ぜひ親子で、楽しく通園できる園を探していただけたらと思います。