葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

7月の保健教室「熱中症に気をつけよう!朝ごはんも忘れずに」

ぺんぎん保育園看護師の望月です。8月ということで夏も本番になり、暑い毎日が続きます。園児たちは、どんなに暑い日も毎日一生懸命に遊んで楽しく過ごしています。今回はそんな元気いっぱいの園児たちに、熱中症対策の保健教室を行いました。

目次

熱中症を知ろう

まず初めに、子どもたちに熱中症を知ってもらうため、「あついひのおともだち」という紙芝居を読みました。主人公のめいちゃんがお出かけをしているうちに、段々と熱中症により体調が悪くなってしまいます。そんな時に、水筒や帽子、木陰がめいちゃんのお友達として登場し、熱中症から助けてくれるお話です。子どもたちは真剣に紙芝居を見ていました。そして、熱中症になってしまった主人公のめいちゃんを見て「かわいそう」などの反応を見せてくれました。

次に、ホワイトボードシアターを用いて、熱中症対策をクイズ形式で学びました。お外に虫取りに出掛けようとしている男の子、空には太陽が出ており、男の子は汗をかいています。園児たちに「男の子は暑くてふらふらしてきたよ、どうしたらいいかな」と問いかけると、「水筒持ってないよ」「帽子被っていない」と2歳児の園児が答えてくれました。帽子を被り、水筒を持ち、男の子は正しく熱中症対策をして、お出かけすることができました。

熱中症対策を実践しよう

紙芝居とホワイトボードシアターを通し、水筒や帽子が無いと熱中症になってしまうことを学んだ園児たちに、実際に水分補給と帽子を着用するという形で、実践をしてもらいました。0歳児は帽子に慣れていないこともあり、まだ被るのは難しいですが、段々と慣れていけるようにしていきたいです。1歳児は自分で帽子を頭の上に持って行き、被ろうとしてくれる様子がありました。保育者の手を借りて帽子を被ってくれました。2歳児は帽子を被る意味を理解しつつ、上手に1人で被ることができていました。

朝ごはんもしっかり食べよう

最後に、朝ごはんを食べることの大切さについてお話ししました。朝ごはんをしっかり食べ、エネルギーや栄養を摂り、体力をつけることも熱中症予防の大事なポイントです。園児たちに朝ごはんは何を食べているか聞くと、パンやおにぎり、果物などたくさん答えてくれました。保育園でも午前中は体操やお散歩、プールなど全身を使った活動を行います。人間は身体を動かし、食事と睡眠をすることが1番の健康です。何事も元気に、全力で取り組む園児たちなので、朝ごはんはしっかり食べてきてほしいと思います。関連記事には、保育園の給食を作っている管理栄養士による、朝食におすすめな作り置きメニューの記事もありますので、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

静岡市出身。東京都の小児専門病院で、周術期看護を経験した後、現職に。小児看護の幅を広げたいと思ったことが、保育園看護師を志したきっかけ。子どもたちに楽しく健康を伝えられるよう、日々努力していきたいと思います。

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