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旬を味わう ~春野菜を食べよう~

春の陽気に包まれながら気持ちよく過ごせる季節になりましたね。4月から新しくぺんぎん保育園に入園したお友達も少しずつ保育園での生活に慣れてきたようで、毎朝元気に登園してくれています。また、店頭に並んでいるみずみずしい春野菜からも春を感じることができます。春野菜には特有の苦味を感じるものもありますが、この苦みが体にとって良い刺激となり体を春へと目覚めさせてくれるといわれています。今回は、旬を迎えた代表的な春野菜をご紹介します。

目次

アスパラガス

春野菜 アスパラガス

春にとれるアスパラガスは柔らかさが特徴です。緑色のグリーンアスパラガスと、缶詰で見かけることの多いホワイトアスパラガスがありますが、栄養価が高いのはグリーンアスパラガスです。栄養ドリンクに含まれることでも知られているアスパラギン酸というアミノ酸が多く、疲労回復やスタミナ増強に役立ちます。そのほか、抗酸化作用のあるビタミンA、赤血球の生産や体の発育を助ける葉酸、丈夫な骨づくりに不可欠なビタミンKなどを多く含みます。

保存と調理のポイント
穂先が締まっていて太くまっすぐに伸びているものを選ぶとよいでしょう。小さな穴を数か所あけたポリ袋に入れて牛乳パックなどに立てて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。アスパラガスに含まれるビタミンA・Kは、どちらも脂溶性のビタミンなので油で炒めたり、油を使ったドレッシングで和えたりすることで、吸収率が高まります。また、水溶性の栄養素も含んでいるので、茹でる際には、茹ですぎに注意しましょう。

スナップエンドウ

春野菜 スナップエンドウ

さやえんどうのシャキシャキ感とグリンピースの豆の甘みを一緒に味わえるのがスナップエンドウです。アメリカでつくられた新しい品種で、豆が熟してもさやが固くならないので、さやごとそのまま食べられるのが特徴です。目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を高めたりする働きのあるβカロテンや抗酸化作用のあるビタミンCが豊富で、さやごと食べることで食物繊維もしっかり摂ることができます。

保存と調理のポイント                                             肉厚でまるまると太っていてハリのあるものを選びましょう。スナップエンドウは、乾燥に弱くすぐに傷んでしまうので、できるだけポリ袋やラップなどで包み冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。調理の時に、お子さんに筋とりのお手伝いをしてもらうのも良いですね。おいしく茹でるには、お湯を沸騰させてから入れるのがポイント。さやごと食べるものはそのまま沸騰させて茹でるのがポイントです。水にはさらさず、うちわなどで仰いで冷ましましょう。

春キャベツ

春野菜 キャベツ

一年中食べられているキャベツですが、春に出回る春キャベツは「春玉」といわれ、葉がふわっと柔らかくまとまっていて甘みがあるのが特徴です。春キャベツは離乳食でも初期からすり潰して与えられるのでお子さんでも食べやすいでしょう。抗酸化作用のあるビタミンCが豊富なことで知られ、葉っぱ2枚分(100g)で1日の必要摂取量の半分に達するほどです。また、食物繊維も豊富に含まれているので、便秘の改善などの効果も期待できます。

保存と調理のポイント
芯をくり抜き、水で湿らせたペーパータオルを詰め、新聞紙で包んだりビニール袋に入れてから冷蔵庫の野菜室で保存します。芯から水分が補給され、ある程度みずみずしさを持続できます。春キャベツは柔らかさを生かしてサラダなど生食がベストですが、炒め料理やスープなど煮込み料理にすればかさが減って量をたくさん食べられます。

まとめ

栄養士のイラスト

旬の野菜は味が濃く、うま味や香りも高いので、シンプルな調理法でもおいしく食べられます。さらに、栄養価が高く他の時期に比べて価格が安くなるなどいいことばかりです。ぜひ、旬の野菜を食べて、四季の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

管理栄養士免許取得後、薬局や市の保健センターで健康相談、乳幼児健診フォロー、特定保健指導など担当し、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代に関わってきた。ぺんぎん保育園には2017年の開園時より勤務しており、日々安心で安全な給食を提供できるよう努めている。

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