6月4日は虫歯予防デーでした。 「歯ブラシを怖がって口を開けてくれない」「暴れてしまってみがけない」 等、お子さまの歯みがきに苦労されているご家庭も少なくないのではないでしょうか。 そこで当園では子ども達に歯みがきの大切さを伝え、お家で楽しんではみがきができるようになって欲しいと思い、看護師による虫歯予防の教室を行いました。
乳幼児期の歯みがきが大切な理由
子どもの歯は個人差はありますが生後6か月頃より下の前歯から生え始め、2歳6か月~3歳までに生えそろいます。 乳歯は永久歯に比べて「虫歯になりやすい」と言われています。乳歯は食べ物を噛むだけでなく、味覚の発達や言葉の発達にも重要な役割を担います。また、乳歯に出来た虫歯はその後の永久歯にも影響を及ぼすと言われています。乳幼児期の早い段階から、歯を清潔にすることを習慣化させることで、乳歯を健康な状態に保つことが出来ます。
虫歯予防教室の様子
最初に歯みがきにまつわる絵本の読み聞かせを行いました。今回選んだ絵本は、「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう」(著者:くぼまちこ 発行所:アリス館)です。ぺんぎん保育園では、絵本プログラム等で日頃から絵本に触れる機会が多いです。絵本が大好きで集中して聞いてくれています。
次に、みんなでかばくんの歯みがきを行いました。
「かばくんは歯みがきがきらいでした。歯みがきをしないでいると、むしばいきんがやってきてたくさん虫歯を作ってしまいました」
そこで、かばくんのためにみんなで歯みがきをしました
「ゴシゴシゴシ」みんな上手に歯磨きができています
みんなのおかげでかばくんにニコニコ笑顔が戻りました。
お口の中がピカピカになって気持ちいいね。
まとめ
虫歯予防教室の様子はいかがでしたか。参加型の教室にしたことで、子ども達も最後まで飽きずにお話をきいてくれました。園児のご家族からは、「帰宅してからも歯みがきの話をしてくれました」 「かばのお口にばい菌がいたことを教えてくれました」 といった嬉しいお声もいただきました!習慣になるまでは大変な歯みがきですが、一緒に楽しみながら子どもたちの丈夫な強い歯を守っていきましょう!今後も、看護師として子ども達が楽しく自分の身体や健康に興味をもつことができるような活動を行っていきたいと思います。