ぺんぎん保育園管理栄養士の山内です。3月に入り、穏やかな春の日ざしを感じられる日もでてきました。2歳児クラスの子どもたちは、卒園の時期が近づいてきました。保育園でお友達と過ごせる時間が残り少なくなってきましたが、ぺんぎん保育園で過ごせる時間を最後まで楽しんでもらいたいと思います。
さて、ぺんぎん保育園では、月に2回ほどイベント食の日があります。いつもの給食とは少し異なり、イベントにちなんだメニューや日本各地の郷土料理メニュー、旬の食材を取り入れたメニューで、食べ物からも季節を感じることができます。ぺんぎん保育園が大切にしている五感(味覚・視覚・嗅覚・触覚・聴覚)の発達を促すイベント食の日は、子ども達にとって特によい刺激を与えていることでしょう。今月は節分のイベント食があったのでその様子をお伝えします。
3月のイベント食メニュー
メニューは鬼さんライス、キャベツともやしのサラダ、みそ汁、フルーツ(オレンジ)でした。鬼さんライスは、みじん切りにした玉ねぎ・ピーマン・えのき茸・豚ひき肉を炒め、砂糖・しょうゆ・みりんで味付けした肉そぼろを鬼のもじゃもじゃ頭の部分にして作りました。そして、三角に切って煮た人参を「つの」、レーズンを「目」に見立てて盛り付けし、口はケチャップで描きました。かわいらしく仕上げるのがポイントです。
給食の様子
鬼さん退治の時には泣いてしまった子どもたちも、給食の時間にはニコニコ笑顔になりました。
お皿の中でごはんと肉そぼろを混ぜながら食べるため、お顔はすぐに崩れてしまいましたが、肉そぼろがしっかり味つけされているのでよく食べてくれました。鬼をおいしく食べて退治できてよかったです。
おやつには、鬼まんじゅうを提供しました。サイコロ状に切ったさつまいもが入った蒸しパンです。子供たちが大好きなさつまいもです。やさしい甘みがおいしかったようで、こちらも喜んでもらえました。
3月はひな祭りとホワイトデーの日にイベント食があります。これからも季節を感じながら、食べることを楽しんでいただきたいです。