葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

11月の絵本『どんぐり』

こんにちは、保育士の池上です。11月のお散歩では落ち葉や虫の鳴き声など、たくさんの秋の自然を見つけて楽しみました。中でも子ども達が特に夢中になっていたのが〝どんぐり〟です。連日どんぐりを探しに散歩へ出かけました。今回は、どんぐり探しを盛り上げようと読んだ絵本と、どんぐり拾いの様子、拾ったどんぐりを使って行った製作、演奏会の様子をご紹介いたします。

目次

絵本の紹介

「コロン」や「ポン」など擬音語がいっぱいで、声に出して読むのが楽しくなる絵本です。文をそのまま読むと自然と語りかけるようになる工夫がされています。スキンシップをとりながら乳児へ読んであげるのにぴったりな絵本です。

絵本の読みあいの様子

様々な大きさや色のどんぐりの絵を見て「どのどんぐりがいいかな~?」と選んだり、どんぐりが跳ねたり転がったりする動きを真似して体を動かしてみたりしながら、秋の自然を絵本でも楽しんでいるようでした。

どんぐり拾いの様子

お散歩に出かけると、どんぐり拾いに夢中になっていた子ども達。木の根ででこぼこしている地面は、幼い子どもたちにとって非常に歩きづらいようでした。しかしどんぐりを見つけるため、バランスをとりながら一生懸命に歩いていました。どんぐりを見つけると「あったー!!」と嬉しそうに保育者へ見せてくれました。

どんぐりは木の上になっていて落ちてくることを伝えると、不思議そうに木を見上げていました。木に向かって「おーい!どんぐりさーん!」と呼んだり、木を揺らそうと両手で押してみたり、子ども達のとても可愛らしい姿が見られました。

11月のお散歩ではどんぐり探しだけではなく、踏むとサクッと音が鳴る落ち葉や色づく木々、花や虫など、たくさんの自然物を見つけ触れて遊びました。全身で秋を感じ楽しんでいてくれたように感じます。

どんぐりのマラカスで演奏会

マラカス製作

お散歩で拾ったどんぐりは保育園へ持ち帰り、ボトルに入れてマラカスを作りました。

0歳児クラスはどんぐりを1つずつボトルに入れる、1歳児クラスはビーズも一緒に入れる、2歳児クラスはどんぐりにペイントしたあと、ビーズと一緒にボトルに入れる、といったようにクラスごと発達に合わせてマラカス製作の難易度を少しずつ変えて行いました。

「どのどんぐりにしようかな~?」「青色のビーズをいっぱい入れたい!」など自由に選ぶことを楽しみながら、どんぐりやビーズをボトルへ入れるときにはどの子も集中し真剣な表情でした。

マラカスが完成すると早速鳴らしながら、達成感あふれる笑顔を見せてくれた子ども達でした。

演奏会

『やまのおんがくか』や『おもちゃのチャチャチャ』の曲に合わせてマラカスを鳴らしたり、手を叩いたり、歌ったり、秋を感じられる演奏会を楽しんでくれたようでした。

保育士のコメント

子ども達の大好きなどんぐりを存分に楽しむことができる秋。落ち葉でベッドを作ったり、木の実の香りを辿ったり、秋はお散歩が楽しい季節ですね。お散歩で拾った見つけたどんぐりや落ち葉を「パパとママにお土産!」とお家まで持ち帰っていた子もいました。散歩での楽しかった出来事を保護者に共有できることが、とっても嬉しいようでした。持ち帰った自然物から親子での会話や遊びが広がったというエピソードを聞き、保育士も嬉しく感じました。

演奏会ではリズムに合わせて上手にマラカスを鳴らしていた子ども達。時折マラカスの中のどんぐりやビーズを覗き、自分で作った楽器で遊ぶことを楽しんでくれている様子でした。12月のクリスマス会では本物の楽器での演奏に挑戦しようねと子ども達とお話をしました。今回の絵本プログラムでの活動が次の活動へと繋がり、子ども達はクリスマス会がより楽しみになったようです。

この記事を書いた人

富士市出身。大学にて、介護や児童保育に興味を持ち、新卒で株式会社アクタガワに入社。子どもが安心して、伸び伸びと過ごし、自由に表現できるような保育をしたいと思い、ぺんぎん保育園で働くことを決意。2歳児担任として、子どもの成長に寄り添っている。

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