保育所では児童福祉法により、少なくとも月1回の避難・消火訓練を行うことが定められています。当園でも地震や火事、洪水といった災害を想定し、安全に避難できるように毎月訓練を実施しています。5月は地震を想定した避難訓練を行いましたので、その様子をご紹介いたします。
避難訓練の様子
まずは地震とは何か、地震が起きた時はどのように行動するのかを、子どもたちにわかるようにお話ししました。また姿勢を低くし頭を守るポーズの練習もしました。2歳児クラスさんは説明と動きを見て何度もポーズをとったり、1歳児クラスさんもお兄さんお姉さんの姿を見て動きを真似してくれたりしました。
その後、地震発生の合図により避難の訓練開始です。先生の「机の下に隠れましょう」の指示を聞き、速やかに移動すると「揺れが収まりました」の合図まで落ち着いて机の下に隠れることができました。
履きなれない避難靴も、みんな理解をして自分で履こうとがんばってくれました。避難靴を履いて静かに避難経路に進むことができました。
0歳児クラスは抱っこ紐で、1歳児2歳児クラスはカートに乗り避難場所まで移動しました。いつも元気いっぱいの子どもたちですが、お話を静かに聞いたり、落ち着いて行動ができたりと素晴らしかったです。避難場所に到着後、先生からの「みなさん上手に避難ができましたね」の言葉に、「上手に(防災頭巾を)かぶれたね」「できたね~」とお友達とお話をする姿もみられました。
防災頭巾を被る練習
園に戻ってからは、改めて防災頭巾を被る練習をしました。「よいしょ、よいしょ」と自分で被る子もいました。子どもたちの命を守るため、防災頭巾を正しく被ることがとても大切です。被る練習をしていく中で、子どもたちに防災頭巾に慣れてもらいたいと思います。
今後も子どもたちの命を守るために、定期的な避難訓練の実施や備品、避難経路の点検や改善などに努めていきます。