ぺんぎん保育園の三枝です。日々保護者の方と会話をしている中で、保育の内容と同じくらい、多くの保護者の皆様が大切にされているのが給食です。「調理室はどのようなことをしているのか」や「給食の際の保育士の声掛け」など、ぺんぎん保育園の給食についてご紹介します。今回は、6月2日のメニューで調理の際に工夫したこと、6月の保育室で実際行われた声掛けの様子をご紹介します。楽しくおいしい給食の雰囲気をお届け出来ればと思います。
6月2日(金)給食・中華風冷やしソーメンの工夫
6月2日(金)の中華風冷やしソーメンでの調理の工夫について紹介します。
・乳幼児中期の園児には、みじん切りやつぶして提供、乳幼児後期の園児には、食材を5㎜~1㎝の大きさにして提供しています。 ・1歳児、2歳児の園児には、幼児食で提供しますが、一人ひとりのスプーンやフォークの使用具合に合わせた食材の大きさ、主食の量の調整等を行い、全てカスタマイズしています。
月1回の給食会議では、管理栄養士や各担任、園長が参加し、振り返りや園児の様子等、話し合いをして個々のカスタマイズをしています。また、今回のメニューの様に、子ども達が食べやすくなる見た目作りにも力を入れています。
保育者の声かけの工夫
6月のある日の給食のことです。緑の野菜が苦手な2歳児がいました。1歳児のみんながモリモリ食べているところを見て、1歳児の担任が、「見て、ピッカピカでしょ」と2歳児の園児に見せると、一口頑張って食べていました。完食は出来ませんでしたが、一口でも果敢に挑戦する姿勢に、2歳児の担任も「食べれて、良かったね」と伝えていました。ここで、無理に「完食しようね」と言ってしまうと、無理に食べたという嫌な気持ちになってしまいます。食事の際の保育者の声かけも、食育には大切です。
まとめ
保育園での給食は、調理室での工夫や保育者の声掛けにより、子ども達も楽しんで食べることが出来ています。調理室の個々に応じた食べ物のカスタマイズや保育者の個々に応じた声掛け、給食を楽しんでもらう為の雰囲気作りなど、様々な試行錯誤を行うことが、重要だと改めて思いました。少しでも、ぺんぎん保育園の給食について、お分りいただけたら嬉しく思います。