管理栄養士の山内です。だんだん冬の足音が聞こえてきました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。今回は季節が少し前にはなりますが、ぺんぎん保育園でミニトマトの栽培と収穫を行いましたので、その様子をお知らせいたします。
収穫の様子
ぺんぎん保育園上足洗では食育活動のひとつとして、今年はミニトマトとオクラを育てています。5月に種まきをして、みんなで一生懸命水やりをしたり観察をしたりと、大事に育ててきました。先日、ひと足先に立派に育ったミニトマトを収穫しました。収穫したミニトマトは園児が調理室まで運んできてくれました。「ありがとう。おいしくするね」と受け取り、その日の給食のメインの付け合わせにしました。「自分が育てたトマトだ!」という実感があったのでしょう。みんなキレイに食べてくれました。
栽培活動のメリット
野菜が育つ過程を見ることは、大事な食育活動のひとつであり、多くの保育園や幼稚園でも行っています。種をまき、水をあげて花や実が大きくなっていく様子を観察し、収穫して食べるという一連の経験は、いつも調理された状態でしか見ない野菜がどんなふうに育っていくのか知ることができます。水をあげて日に日に大きくなる野菜をみて、食べ物も生きていることがわかり、命の大切さに気づくきっかけにもなるのではないでしょうか。水やりという仕事を任されることも子ども達にとっては嬉しいものです。さらに、自分たちで育てて愛着がわいた野菜をみんなで食べるという喜びもよりいっそう大きくなります。野菜とふれあいながら豊かな心を育むことにつながっていたら嬉しいなと思います。だいぶ育ってきたオクラももう少しで収穫できそうなのでこちらの収穫も楽しみにしています。