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【インフルエンザ】保育園看護師が解説する子どもの病気・症状

保育園看護師の朝比奈です。すっかり天気も秋めいて、晴れの日が多いながらも冷え込む日が増えてきました。今回はそんな冷え込んだ季節になると増えてくる、インフルエンザについてお話させていただこうと思います。新型コロナウイルスが流行している昨今、感染対策の徹底によりインフルエンザの流行はありませんでしたが、今年は3年ぶりに南半球の国々や中国で流行が確認されています。また、行動制限の解除などもあり、今年は日本でもインフルエンザの流行年になるのでは?と言われています。 予防方法や保育園に登園できるまでの出席停止期間などについて触れていきます。

目次

インフルエンザとは

鼻水を垂らした女の子

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスを病原とした感染症のことです。ここで、インフルエンザと一般的な風邪の違いについて解説していきます。一般的に風邪と言われるものは、様々なウイルスなどに感染する事で発症します。ここで一般的な風邪とインフルエンザの症状の特徴を以下にまとめました。小児では急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を伴うなど、重症になる可能性もあります。特に2歳以下のお子様は重症化しやすいのも特徴の1つです。

一般的な風邪
喉の痛み、咳、鼻水、くしゃみ など

インフルエンザ
38℃以上の高熱、頭痛、関節痛・筋肉痛、倦怠感 など

インフルエンザは予防が大切

菌を退治する女性

予防接種が非常に重要

これまで述べてきた通り、インフルエンザは重症化しやすい怖い病気です。そのため、かからないこと、重症化を防ぐこと=予防が大変重要になってきます。では、どのようにすれば予防ができるのでしょうか?答えは、予防接種を受けることが有効な予防方法です。

その年に流行するインフルエンザは毎年予測され、ワクチンが作られています。予防接種でインフルエンザウイルスの感染を完全に予防することはできませんが、インフルエンザにかかる人や、重症化して入院する人を減らすことができます。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと呼ばれ、インフルエンザウイルスの感染力を失わせて人が免疫を作るのに必要な成分だけを取り出して作ったものです。そのため、インフルエンザワクチンには感染力がなく、予防接種によってインフルエンザを発症することはありません。

インフルエンザワクチンは、13歳未満では2回接種します。インフルエンザの流行時期までに接種を終えていることが望ましいので、遅くとも12月中旬ごろまでにはワクチン接種ができるよう、早めの予約を心掛けてください。

日常生活でできる予防習慣

インフルエンザの感染経路は、飛沫感染、接触感染の2つです。

飛沫感染……感染している人の咳・くしゃみにより発生した飛沫を吸い込む
接触感染……感染した人が触った直後のおもちゃなどに触り、目、鼻、口に触る

これらの感染経路から身を守る方法とはいったいなんでしょうか。以下にまとめてみました。

・規則正しい生活
・流水と石鹸での手洗い
・アルコール消毒
・咳エチケット

などが身近にできる予防方法です。ぜひ実施してみてください。

インフルエンザにかかってしまったら

予防に力を入れても、インフルエンザにかかってしまう事もあります。ここでは家族がインフルエンザにかかってしまった時の対応方法について触れていきたいと思います。

受診のタイミング

乳幼児がインフルエンザにかかってしまったかもしれない、と思った際には必ず医療機関を受診してください。特に、重症化のサインが現れた際には急ぎ受診をする必要性があります。

重症化のサイン

・手足を突っ張る、がくがくするなどけいれんの症状がある
・ぼんやりしていて呼びかけに答えない、眠ってばかりいるなど、意識症状の症状がある
・意味不明なことを言うなど、異常な言動がある
・呼吸が早く、息苦しそうにしている
・水分が取れず、おしっこが出ていない
・嘔吐や下痢が頻回に見られる

看病する時のポイント

インフルエンザは一般の風邪よりも症状が強く、身体も大変な負担がかかります。また、看病する人がインフルエンザにかかってしまうと家庭内で感染が蔓延してしまう大きな原因になってしまいます。看病する際のポイントをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。

・十分に休養を取ることができる環境に整えましょう
・看病する人は、不織布マスクを着用しましょう
・他の人と生活スペースを分けましょう
・妊娠している方、持病のある方、高齢の方の接触は避けましょう
・部屋を一日数回換気しましょう

インフルエンザにかかった時のケア方法

ゼリー

発熱時のケア

インフルエンザで寒気や悪寒戦慄がある時は病室を温めたり、温かい毛布などの掛け物を調整することで、お子さまの体を温めましょう。寒気や悪寒戦慄が治まったら、掛け物をかけすぎないようにして、熱の放散を促します。氷枕は発熱に伴う不快感や苦痛を和らげる効果があります。解熱時は大量の汗をかくため、体に負担をかけないよう配慮しながら、清拭や更衣をこまめに行って清潔を保ちましょう。

水分補給と栄養補給

発熱が続くと脱水になりやすいので、適宜水分補給を行います。のどの痛みが強く、飲み込みにくそうな時はストローやスポイトを使ってあげると飲み込みやすくなる時があります。食事を取るのを嫌がる時は、柔らかい物やゼリーなど、のどごしの良いものなら食べられる場合があります。お子さまの好きな物など、食べられそうなものを準備してあげてください。

登園の基準は?

楽しくダンスする子ども達

インフルエンザには明確な登園基準が定められており、その基準に従って保育園に登園する必要性があります。その理由は、発症してから約1週間、ウイルスが排出され、他の人に感染させる可能性があるためです。インフルエンザにかかった場合は、ゆっくり休み、人に会う機会を減らしましょう。なお、学校保健安全法では、発症した後5日を経過し、かつ、熱が下がった翌日から2日(幼児にあたっては3日)を経過するまでを出席停止期間の基準としています。そのため、保育園では熱が下がった翌日から3日経つまでは登園しないようお願いします。

この記事を書いた人

静岡市出身。子ども病院での勤務中に、子どもに対して予防的な関わりを行いたいと思ったこと、また有事の際に、小児集中治療科勤務の経験を子ども達のために発揮したいと思ったことが保育園勤務を志したきっかけ。子ども達の笑顔に毎日癒されている。

入園をお考えの保護者様へ

当園は、今年度・次年度に入園をお考えの保護者様はもちろんのこと、
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