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幼児期の動きの発達について

アクタガワの理学療法士、鈴木三恵です。ぺんぎん保育園には、月2回ほど運動遊びのアドバイザーとして勤務しています。 今回は、『幼児期の動きの発達について』少し触れたいと思います。

目次

6歳までに色んな動きを経験しよう

外で遊ぶ子ども達

幼児期の神経系の発達は「6歳ごろまでに大人の約90%に達する」といわれています。幼児期に多様な動きを伴う運動を行うことは、日常生活で必要な動作や反応、将来的にはスポーツに結び付く動きなどを獲得することに繋がっていきます。 幼児期の運動の指針として、毎日「1時間以上」「様々な動き」を取り入れ、「楽しく」体を動かすこと、また「発達の特性に応じた遊び」を行うことが推奨されています。

多様な動きとは?

  • 体のバランスを取る動き

  ⇒立つ、座る、寝転ぶ、起きる、回る、転がる、渡る、ぶら下がる など

  • 体を移動する動き

  ⇒歩く、走る、はねる、跳ぶ、登る、下りる、這う、よける、すべる など

  • 用具などを操作する動き

  ⇒持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引く など

これらの基本的な動きをより多く獲得できるよう、運動遊びの中に意識して取り入れていけると良いとされています。

年齢別の動きの発達

(1)3歳から4歳ごろ
基本的な動きが未熟な初期の段階から、次第に動き方が上手になっていく時期です。「体のバランスをとる動き」「体を移動する動き」を経験していきましょう。


(2)4歳から5歳ごろ
それまでに経験した基本的な動きが定着し始める時期です。「用具などを操作する動き」を経験していきましょう。


(3)5歳から6歳ごろ
無駄な動きや力みなどの過剰な動きが少なくなり、動き方が上手になっていく時期です。基本的な動きを組み合わせた動きにも取り組みながら、「体のバランスをとる動き」「体を移動する動き」「用具などを操作する動き」をより滑らかに遂行できるようになることが期待されます。

こうした発達の道筋があることを念頭に置くと、そこに至る1~3歳までに、上記のような動作に繋がるようなたくさんの経験を積むことが有効だということが分かります。

発達を理解するうえで大切なこと

外で親と遊ぶ子ども

発達には、順序性、方向性、そして常に直線的に発達するのではなく、ある時ぽんと発達したり停滞する時期があったりというリズム性もあります。発達を点としてでなく線としてとらえてみて下さい。

何かができるようになるためには、その前にできない状態があります。できない状態は次の段階に進むためにとても大事なことで、それを十分に経験することが必要です。早ければいいというものではないので、焦ることはありません。

発達は誰かとの競争ではなく、その子がその子自身の人生を生きていくために最初に通る道です。色んなものと出会い、見て、触れて、感じて、動いて、経験して…そうして周囲の世界に適応しながら生きていくことを日々学んでいくのです。

大人ができることは、先回りして障害物を退けてあげたり、常に正しいとされる道を手を引いて歩いてあげることではなく、様々なものに出会う子ども達を横で見守って、応援して、お祝いしてあげることだと感じています。

この記事を書いた人

1987年、静岡県磐田市出身。10代でヘルパー1級資格を取得して介護現場を経験。その中で感じた疑問から理学療法士を志す。資格取得後、アメリカ発祥のコミュニケーションアプローチ方法「NHA(The Nurtured Heart Approach)」の認定アドバンストレーナーの資格取得やドラマワークによるセラピー要素の活用、カウンセリングスキルの習得、児童福祉分野のボランティア活動等、身体と心のケアの両立に向けた活動を行ってきた。趣味は演劇と愛猫のブラッシング。

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