葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

「あずかるこちゃん」導入後の病児保育について

こんにちは、ぺんぎん保育園看護師の望月です。だんだん気温が高くなり、夏の訪れを感じています。

4月に入園した園児の慣らし保育も終わり、少しずつ保育園生活に慣れてきて、こども達の表情が豊かになってきました。おしゃべりしたり、手を振ってくれたり、日々の変化が見られると嬉しくなります。

さて、以前の看護師コラムでは、ぺんぎん保育園の病児保育についてご紹介させていただきました。このたび、病児保育をより便利にご利用いただけるよう、インターネット予約サービス「あずかるこちゃん」を導入しました。今回のコラムでは、「あずかるこちゃん」の主な機能と、導入によって保護者の皆さまにとってどのように使いやすくなったのかをご紹介いたします。

目次

「あずかるこちゃん」とは?

「あずかるこちゃん」は、病児保育室の予約をスマートフォンやパソコンから簡単に行えるシステムです。これまで電話や紙で行っていた手続きがオンラインでスムーズにできるようになり、保護者の皆さまのご負担を軽減することができます。

さらに、お子さまの健康状態や病歴、緊急連絡先などを事前に登録しておくことで、当日の受け入れもスムーズです。園でも迅速な対応ができ、保護者様にも安心してご利用いただけます。

詳しい活用方法やメリットについては、この後の項目でご紹介します。

予約のしやすさ

スマホを触る女性

予約は電話ではなく、スマホから

これまで、ぺんぎん保育園の病児保育はお電話で予約受付をしておりましたが、「あずかるこちゃん」の導入により、スマートフォンやパソコンから、24時間いつでも簡単に予約ができるようになりました。

前日の夜や早朝でもご予約、申込み内容の変更ができます。体調が回復されたなど、予約をキャンセルしたい場合も、スマートフォンからすぐに連絡ができるため手間がかかりません。

さらに、事前にお子さまのプロフィール情報を登録しておくことで、毎回の入力の手間を省くことができ、いざというときにもスムーズに予約できます。予約の際には、その日の症状や体調の様子を入力できる欄もあり、看護師が事前に状態を把握できるため、安心してご利用いただけます。

また「あずかるこちゃん」では、ぺんぎん保育園を含む他の病児保育室の空き状況も一覧で確認できます。お住まいや職場の近くなど、地図上から探すこともできるため便利です。

病児保育中のようすがわかるから、もっと安心

体調不良児の対応をする様子

「あずかるこちゃん」では、お子さまが病児保育室でどのように過ごしているのかを知ることができる機能があります。病児保育をご利用の際には、お子さまの体調や保育中の様子について不安を感じられる保護者の方も多くいらっしゃいます。そのような思いに寄り添い、当園では以下のような情報共有に努めています。

「保育記録」で、1日の様子をしっかり確認

ぺんぎん保育園の病児保育室は、今まで「連絡票」という手書きの書式で病児保育中の記録をしていました。保護者の方がお迎えにみえた時には「連絡票」を見ていただきながら病児保育中の体温の推移や症状、遊んでいる時の様子をお伝えし、「連絡票」のコピーをお渡ししていました。

「あずかるこちゃん」導入後は、保育中の様子を、あずかるこちゃん上の「保育記録」という機能を使って入力しています。保護者の方は、スマートフォンなどから「保育記録」を開くことで、病児保育室で記録された最新の情報をリアルタイムでご確認いただけます

写真の共有で、見えない時間も伝わる安心

「あずかるこちゃん」の「保育記録」には、写真をアップロードできる機能があります。上記でご紹介したように、気になる症状が現れた際には、写真を撮らせていただき「保育記録」より保護者の方に共有することが可能です。

また入室時に涙が出てしまっていたお子さまが、その後落ち着いて遊び始めたときには、笑顔の写真を撮ってアップロードすることで、ご家庭からもお子さまの安心した表情を見ていただけるようにしています。写真があることで、保育室での過ごし方や回復の様子をより具体的に感じていただけます。

翌日の利用判断も、保育中にスムーズに

上記でご紹介したように、「あずかるこちゃん」導入後は、病児保育中でもお子さまの最新の様子を確認することができます。「保育記録」から体調や過ごし方を事前に把握できるため、「明日も病児保育をお願いしようかな」「明日はいつもの保育園に通えそう」など、お迎えの前に翌日の利用について目途を立てやすくなっています

まとめ

「あずかるこちゃん」の導入により、予約がしやすくなり、保育の受け入れもよりスムーズになりました。今回は、そうした変化を中心に、導入後の病児保育のようすをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

病児保育は、普段通い慣れた保育園とは異なる環境で、しかも体調がすぐれないときに利用するため、お子さまも保護者の方も不安を感じやすいかと思います。このコラムを通して、そうした不安や心配が少しでも和らぎ、「安心して利用できそう」と感じていただけたなら嬉しく思います。

もちろん、体調がよいのが一番ですが、もし病児保育が必要になったときには、「またぺんぎん保育園の病児保育を利用したい」と思っていただけるよう、ぺんぎん保育園では日々、よりよい病児保育を目指して取り組んでいます。ご利用についてご不明な点がありましたら、お気軽に園までお問合せください。

この記事を書いた人

静岡市出身。こども病院などの病院勤務を経て現職に。保育園看護師になったきっかけは、病院勤務時代に、もっと保護者やこどもたちに深く関わっていきたいという想いから。優しい見た目と芯の強さを併せ持つ望月看護師のファンも保護者の中には多い。

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