ぺんぎん保育園 豊田で、今年の4月から園長代理として勤務させていただいている鈴木です。まだ不慣れなところもある私ですが、そんな私だからこそ気付ける”保育室の様子”を皆様に発信出来ればと考えております。
専門的な知識を持っている人が、教え上手とは限りません。 教え方のタイミングや声の大きさ、間の取り方など子どもが自らやりたくなるような「技」を持っていることが大切です。 例えば、子どもに何かをして欲しいときに、一番簡単なのは、「〇〇ちゃん、△△してね。」です。これは誰でもどんな人でも言える言葉です。でも、プロは違います。そんな至極の「保育の技」を定期的にこちらのコラムで皆様にお伝えしていこうと思います。
クイズ形式で問いかける「技」
園児たちが、こいのぼりを指さしている写真を撮りたいと考えました。 次の写真を撮るのに、どんな言葉かけをしたと思いますか? 「こいのぼりを指さしてください。」ではないのです。
これが保育のプロの技
正解は、「こいのぼりどーこだ?」です。 子どもが興味を示さなければ、問いかけに応じることはありません。 しかし、クイズ形式にして、子どもの心に響く言葉掛けは、行動に移るのです。 ぺんぎん保育園の「保育士のプロの技」を見てそう感じました。