葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

6月の保健教室「歯みがきをしよう」

夏本番が近づいてきました。保育園では7月1日にプール開きのイベントを行いました。梅雨もあり、なかなかプール遊びが出来ない日が続いたので、夏を心待ちにしていたことでしょう。さて、 6月4日は「6(む)4(し)」のゴロにちなんで虫歯予防デーでした。そこで、保育園では虫歯と歯みがきについて教室を行いました。

目次

歯みがきってなに?

歯みがき教室に参加する園児

まず初めに、こどもたちと『はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!』の絵本を見ました。この本は、食後の口の中の汚れと歯みがきの大切さを、歯ブラシを列車に例えておもしろく、楽しく子どもに伝えることができます。保健教室では、教室の内容を、子どもたちに伝えるため、絵本を読み、本題へと入っていきます。

カバ君のお口

歯みがき教室で使用したカバ君の口

大きな口を開けたカバ君。このカバ君を使って、食事と歯磨きの流れを実演しました。カバ君の登場で子どもたちは盛り上がり「カバだ!」と、とても良い反応を見せてくれます。時々びっくりして泣いてしまう園児もいますが、今年度は大人気のカバ君でした。さて、カバ君は食事を始めます。おにぎりや、お菓子、デザートのアイスやケーキなど。カバ君は歯みがきが嫌いです。歯みがきをせずにいると、口の中に虫ばい菌が現れます。このように、虫歯ができる流れをカバ君の口で再現しました。虫ばい菌の登場に子どもたちは「わー、ばい菌だ」とむし歯の存在に気づいてくれました。

カバ君のお口をきれいにしよう

歯みがき教室に参加する園児

カバ君は、ご飯を食べた後歯みがきが嫌で、ハミガキをやらなかった為虫歯ができてしまいました。そこで「はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!」の本と同じように、歯ブラシが「しゅっしゅっしゅ」と列車の音に合わせてカバ君のお口にやってきます。早速カバ君の歯をゴシゴシ綺麗に磨いていくと、虫ばい菌がなくなっていきます。子どもたちは、「いなくなった!」「キレイになった!」としっかり理解してみてくれていることが分かりました。

一緒に歯みがきをしてみよう

カバ君の虫歯と歯みがきを見た後は、虫歯を想定した男の子と女の子が口を開けているイラストを配りました。子どもたちにスポンジを使用した手作りの歯ブラシで、実際に虫歯の男の子と女の子に歯みがきをしてもらいました。0歳児は歯みがきという理解は難しいですが、歯ブラシに興味を示してくれました。1歳児も興味を持ち、保育者の手を借りて一生懸命取り組んでくれました。2歳児はしっかりと理解し、「バイキンさんバイバイ」や「歯みがきしまーす」などと言いながら、実践していました。

まとめ

今回の教室はいかがでしたでしょうか。子どもは歯みがきがとっても苦手ですよね。手洗いや歯みがきなど、子どもは苦手ですが、日常生活で欠かせない大切な清潔動作の一つです。ぺんぎん保育園では楽しい環境と看護師の知識を活かし、教室を通して健康や保健について興味を持ってもらいたいと思っております。

この記事を書いた人

静岡市出身。東京都の小児専門病院で、周術期看護を経験した後、現職に。小児看護の幅を広げたいと思ったことが、保育園看護師を志したきっかけ。子どもたちに楽しく健康を伝えられるよう、日々努力していきたいと思います。

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