葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

3月の保健教室「みみのお話」

こんにちは。ぺんぎん保育園看護師の服部です。

ぺんぎん保育園では保育時間中に月に1回、園児に対して看護師による保健教室を行っており、毎月こちらのコラム内で教室内容をご紹介してきました。

今回のコラムでは2023年度最後となりました、3月の保健教室「みみのお話」の内容をご紹介いたします。

目次

3月3日は「耳の日」

耳

3月3日は「耳の日」であることを皆さまご存知でしょうか。

耳の日が3月3日に制定された由来は、3という数字が耳の形に似ていることと、「3(み)3(み)」という語呂合わせにちなんでいるそうです。

保健教室の様子

3月3日が耳の日なので、今回の保健教室は3月4日に行いました。

みんな耳はどこにある?と問うとみんな両手で耳を押さえてくれます。0歳児クラスのみんなには、まだ難しいかもしれませんね。

保健教室の最初は動物の耳だけを見て、なんの動物かを当てるゲームから始めました。

「ウサギー!」「ゾウさん!」「キリンさん!」みんな元気いっぱいに答えてくれました。

動物によって、耳の位置が少しずつ違うことを確認しました。どの動物にとってもお互いの鳴き声や、敵の物音などを聞くのに耳の位置はとても大事ですね。

次は動物の声を聞いて、なんの動物かを当てるゲームを行いました。

看護師がパソコンから、いろいろな動物の鳴き声を流していきます。

まずは簡単な身近な動物の鳴き声から流すと、「ネコ!」「イヌ!」とすぐ答えてくれる子ども達。

次にゾウの鳴き声を流しました。小さい声で「ゾウさん、、、?」と答えてくれましたが、大正解です。よくご家族で動物園に行くというお話を聞いているだけあって、動物の声をよく知っていますね。みんなすごいです。

耳は大切に

保健教室の最後は耳は大切にしようというお話です。

「耳は家族を声を聞いたり、お友達とお話するときなどに使うよね。」

耳はとても大事なので、小さなものなどを入れないこと。耳のお掃除も保護者の方にやってもらいましょう。他にも、お友達の耳元などでは大声を出さないことなどをお約束しました。

2023年度最後の保健教室もみんな最後まで集中して参加してくれました。

子どもの耳

最後に耳について、医療知識を少しご紹介します。

子どもは大人に比べて、鼻と耳をつなぐ耳管という管が、短く水平です。そのため鼻から耳にウィルスや細菌が入りやすく、鼻の感染から中耳炎になることも多いです。

風邪で鼻水などが出ている場合は、こまめに鼻水を吸引してあげたり、なるべく風邪をひかないように普段から心掛けたいですね。

耳掃除は耳を傷つけることもあるので、難しいような場合は、耳鼻科でしてもらうのも一つの方法です。

こちらのコラムを通して、1年間にぺんぎん保育園内で行った保健教室についてご紹介させて頂きました。お付き合いいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。

今年度も当コラムにて、看護師の視点で保育園での健康や身体についてご紹介できればと思っております。もし聞きたい内容などございましたら、ぜひぺんぎん保育園看護師までお声がけください。今年度もよろしくお願いします。

この記事を書いた人

東京の総合病院の救命救急センターで5年間看護師として従事。ERやICUにて子どもの病気や怪我を多く経験。結婚を機に静岡へ移住、アクタガワへ入社。救命救急での経験を活かし、常に緊急時の対応を想定しながら仕事に励んでいる。

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