こんにちは。ぺんぎん保育園看護師の服部です。まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。
園では大きな風邪の流行なく、新年を迎えることができました。これも園児、保護者の方を始め、園職員全体で感染症予防に協力頂いている結果だと思います。この場を借りて感謝いたします。
新年最初の保健教室では、今年度3回目の手洗い指導を行いましたのでご紹介いたします。
楽しみながら手を洗おう!
ぺんぎん保育園では午前のおやつの前、お散歩後、給食前、午後のおやつの前、最低4回は手洗いを実施しており、乳児から主体性をもって手洗いが行えるよう日々指導しています。
この数カ月で新しい園児も数名加わり、手洗いが上手なお兄さんお姉さんの姿を真似しながら、新しく入園した0歳児が一生懸命手洗いしている姿が見られています。
ぺんぎん保育園では、手洗いを楽しみながら行ってもらおうと、歌を歌いながら手を洗うことを推奨しています。
みんなが楽しい手洗いの歌はなにかな?
ぺんぎん保育園で採用している手洗いの歌はビオレuの「あわあわ手あらいのうた」です。園児用手洗い場には全て目の前に「あわあわ手あらいのうた」のポスターを貼っています。
時にはCDをかけてみんなで一緒に歌う時間を設けているので、園児はもちろんスタッフもみんな手を洗いながら歌うことができます。
出典:Kao、あわあわ手あらいのうた、ビオレu、(2024年1月)
今回の手洗い教室ではその歌を改めてみんなで練習する機会を設けました。最近新しく入った園児にとっては初めての手洗いの歌の練習でした。
手洗いのお話
手洗いの歌の練習の前にみんなと「手を洗おうね」のお話をしました。
看護師が「砂遊びをすると手はどうなる?」問うと「ばい菌がいっぱい!!」と。
「キレイ?」と聞くと園児たちは「綺麗じゃない!」と答えてくれます。
「その後にお給食、おやついただきます。どうなっちゃう?」「鼻水やお咳が出ちゃう!」
「お散歩や砂遊びをした後はどうする?」「手を洗う!」とみんな手を洗うタイミングを分かってくれているようです。
「みんな自分の手を見てみよう。手をパーにして!」
手の模型にばい菌のイラストが登場すると「ばい菌やだ!」キャーと奇声が聞こえてきます。
「みんな、手洗いの歌知ってる?」「知ってるー!」
2歳児クラスの園児はもちろん、ずっと通ってくれている0歳児クラスの園児でも、歌詞に合わせて大人顔負けの手洗いの様子を見せてくれます。初めて歌を聞く園児もいましたが、みんな歌が流れてくると楽しそうでした。
看護師から手洗いクイズ!
みんなで手洗いの歌を歌った後は看護師からのクイズの時間です。
「ばい菌はどこについてるでしょうか?」「手!」と看護師に手をひらいてみせてくれます。
「ばい菌はどうしたらやつけることができるかな?」「手洗い!!」
「手洗い上手にしてくれる人―?」と全員「はーい!」と手を挙げてくれました。
今回は実際の手洗い練習までは行わなかったのですが、手洗い教室が終わった後、自ら進んで手洗いをする子がいて看護師も保育士もびっくり。教室で練習したように上手に手洗いできていていました。
ご家庭でもお歌を取り入れながら楽しんで手洗いができるといいですね。コロナ禍からたくさんの手洗いの歌が歌われるようになっています。是非、子どもと一緒に楽しんで手洗いができる歌を見つけてみてください。