葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

8月の絵本『うみだうみだ』

こんにちは、保育士の池上です。暑い日が続く8月、ぺんぎん保育園の子ども達は毎日のように水遊びを楽しんでいました。

水遊びへの気持ちを盛り上げようと読んだ絵本に“スイカ割り”の場面が出てきました。見たことのない光景に興味津々な子ども達。そんな子ども達の様子を受け、8月の絵本プログラムでは“スイカ割り”に挑戦しました。

今回は子ども達が読んでいた絵本『うみだうみだ』と、水遊び、スイカ割りの様子をご紹介します。

目次

絵本の紹介

うさぎさんの家族が海水浴にやってくるお話です。しりとりをしながら海を泳いだり、スイカ割りをしたり…。せなけいこの絵本ならではの、貼り絵でできたイラストが魅力的な絵本です。

絵本の読みあい

浮き輪やボート、海の中の生き物など、イラストを楽しみながら絵本を読んでいました。スイカが登場するページでは、本物のスイカと見比べている様子も見られました。

保育園で水着に着替えてプール遊びをしている子ども達は、自分たちと同じように水着を着ているうさぎさんの絵を気に入っている様子でした。

水遊びの様子

水遊び

絵本のうさぎさんと同じように水着を着て、プール遊びを楽しみました。

0歳児クラスの子ども達は小さなプールの中に座り、水面を叩いたり流れてくる玩具をつかんだりして楽しんでいました。

1,2歳児クラスの子ども達は、大きなプールで水をかけ合ったり、腹ばいでワニさんになりきって歩いたり、保育者が頭上から撒く水を雨に見立てて遊んだり、全身で水の感触を楽しみながらプール遊びに夢中になっていました。

泡遊び

水遊びをもっと盛り上げようと、泡遊びにも挑戦しました。

タライいっぱいに用意された泡を見ると「うわぁー!なにこれ!?」と驚きながらも嬉しそうだった子ども達。

泡を頭の上に乗せてぼうしを作ったり、カップに入れてかき氷を作ったり、「お風呂みたーい!」と腕や脚を洗ったり、思い思いの遊び方で泡を楽しんでくれている様子でした。

スイカ割りの様子

絵本に登場するスイカ割りが気になっていた様子の子ども達に、本物のスイカを用意しました。

丸い状態のスイカを見るのは初めてな子が多かったようで、驚いて慎重に近づく子や、興味津々な様子で嬉しそうに触る子など、子ども達の様々な反応を見ることができました。

一人ずつ順番に、棒でスイカを叩きました。「えいっ!えいっ!」と力いっぱいスイカを叩いて割ろうとする子や、優しく撫でるようにスイカに棒をつける子など、スイカの叩き方にも一人ひとりの個性が感じられました。

最後に保育者が叩きスイカが割れると、全員から「わー!」「おぉー!」と歓声があがりました。

中から出てきた赤色を見ると「すごーい!スイカだ!」と話したり、保育室に広がる甘い香りに「美味しそ~う!早く食べたい!」と喜んだりしていた子ども達でした。

スイカを切り分け、みんなで少しずつ食べました。スイカの赤い見た目が苦手で食べたことのなかった子も、「スイカ、美味しいね!おかわりしたい!」と笑顔で食べていました。子どものスイカに対する〝苦手な気持ち〟が〝楽しかった気持ち〟に変化したのを感じました。

保育士のコメント

今回が初めてのスイカ割り体験になった子が多かったようです。初めての光景に驚く子もいましたが、賑やかな雰囲気の中で友達と一緒にスイカ割りを行うと、怖がっていた子も少しずつ笑顔になり楽しんでくれていたのを感じました。

絵本をきっかけに知って興味を持ち、みんなで挑戦したスイカ割り。子ども達にとって楽しい思い出になっていたら嬉しいです。

この記事を書いた人

富士市出身。大学にて、介護や児童保育に興味を持ち、新卒で株式会社アクタガワに入社。子どもが安心して、伸び伸びと過ごし、自由に表現できるような保育をしたいと思い、ぺんぎん保育園で働くことを決意。2歳児担任として、子どもの成長に寄り添っている。

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