葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

10月の絵本『ハロウィン!ハロウィン!』

こんにちは、保育士の池上です。
10月31日、ぺんぎん保育園ではハロウィンパーティーを行いました。何日も前からハロウィンパーティーに向けて製作をしたり、ダンスを練習したり、ハロウィンを楽しみに過ごしていた子ども達。パーティー当日は保育者も子ども達も仮装し、保育室中が飾り付けられ、ハロウィンムードいっぱいな保育園でした。

今回は子ども達が夢中になって読んでいたハロウィンの絵本、ハロウィンに向けた製作の様子、パーティー当日の様子をご紹介します。

目次

絵本の紹介

たろう君が身近な物をアレンジして、動物たちを仮装させてあげるお話です。どんな仮装になるのかな?と、子ども達の想像も広がります。シンプルで分かりやすいお話で、1、2歳の小さな子も楽しめる絵本です。

絵本の読みあい

初めて読むときには、動物たちの仮装を予想しながら「何になるのかな?」と読んでいた子ども達。2回目以降は動物たちの仮装を覚えて、何になるのかな?の質問に「きゅうけつコウモリ!!」など元気よく答えてくれました。「保育園でもみんなで仮装しようね!!」と、絵本を通して園でのハロウィンパーティーへの期待が高まっていったようです。

ハロウィン製作

ハロウィンパーティーに向けて、お菓子を入れるバッグや仮装用のマント、壁面飾りなど、たくさんの製作を行いました。ここでは、クラスごとに行ったハロウィンの壁面飾り製作をご紹介いたします。

0歳児クラス

0歳児クラスはオレンジ色の足型をとり、ジャックオランタンの飾りを作りました。足にインクを染み込ませたスポンジが触れると、くすぐったくて笑ったり不思議な表情をしたり、足から伝わる感触を楽しんでいる様子でした。小さな足型を並べかぼちゃの形にして、かわいらしいジャックオランタンが完成しました。

1歳児クラス

1歳児クラスでは、絵の具を使ってカラフルなモンスターを製作しました。黒い画用紙へ、筆を使って絵の具を自由にのせ、半分に折って上から押さえます。画用紙を開くと左右対称の模様が出来上がります。模様の上に目や口のパーツを貼り付けて、モンスターの完成です。

2歳児クラス

2歳児クラスでは、ビー玉と絵の具を使ってジャックオランタンと周りの飾りを製作しました。箱の底に画用紙を敷き、そこへ好きな色の絵の具をつけたビー玉を入れて転がします。箱を傾けてビー玉を転がすと、画用紙に不思議な模様がつきます。模様がついた画用紙に目、鼻、口のパーツを貼り付けて、ジャックオランタンの完成です。

ハロウィンパーティー当日

10月31日のハロウィンパーティー当日は、仮装した保育者が登園する子ども達を出迎え、保育園は朝からハロウィン一色でした。子ども達もハロウィン気分が高まり、「早くハロウィンしようよ!」と楽しみな様子でお部屋に入ってきてくれました。

朝のおやつ

普段の朝おやつは給食室から運ばれてくるのですが、ハロウィンの日の朝のおやつは、事務職員が仮装した魔女さんのところへ貰いに行きました。魔女さんを不思議そうに見つめたり、照れたりしながらも、練習していた「トリックオアトリート!」を言ってお菓子を貰うことができました。

ハロウィンパーティー

ハロウィンパーティーでは、ハロウィンのお話、絵本、ダンス、宝探しを楽しみました。中でも子ども達が特に夢中になっていたのが宝探し。「お宝どこかな~?」と心躍らせながら、迷路のように細い通路を進んでいきます。お宝の指人形やお菓子の詰め合わせを見つけると、皆嬉しそうに手に取っていました。

仮装してお散歩

ハロウィンパーティーの後は、みんなで仮装してお散歩へ出かけました。0、1歳児クラスの子ども達は折り紙でできた猫耳を、2歳児クラスの子ども達は自分たちで飾り付けして準備しておいたマントを身に着けて歩きました。散歩コースの途中でハロウィンの飾りを見つけると「ここにもハロウィンあった!」「見て!僕と一緒のおばけだ!」と教えてくれました。ノリノリで仮装して歩く姿が可愛らしかったです。

保育士のコメント

近年日本でも、ハロウィンのイベントが身近になってきましたね。子ども達もハロウィンの雰囲気を感じながら、秋の季節を楽しんでいるように感じます。

ハロウィンの絵本は難しいものも多いですが、『ハロウィン!ハロウィン!』は優しいイラスト、わかりやすいお話で、小さな子ども達の初めてのハロウィン絵本にぴったりなのではないかと思います。ぺんぎん保育園でも、この絵本をきっかけにハロウィンに興味を持ち、何度も繰り返し読んでいた子がたくさんいました。

ハロウィンがどんなイベントなのか理解するのはまだ難しい年齢の子ども達ですが、今回の絵本プログラムでは秋の雰囲気や普段とは違うイベントの特別感を楽しんでもらえたのではないかと思います。

この記事を書いた人

富士市出身。大学にて、介護や児童保育に興味を持ち、新卒で株式会社アクタガワに入社。子どもが安心して、伸び伸びと過ごし、自由に表現できるような保育をしたいと思い、ぺんぎん保育園で働くことを決意。2歳児担任として、子どもの成長に寄り添っている。

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