葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

4月の製作(はらぺこあおむし)

新年度を迎えにぎやかだった4月もあっという間に過ぎ、子どもたちの表情にも少しずつ安心した様子が見られるようになってきました。保育室から聞こえてくる笑い声や、時折見かける真剣なまなざしに、日々の成長が感じられます。

4月の製作では、子どもたちに大人気の絵本『はらぺこあおむし』をテーマにした活動を行いました。初めての絵の具スタンプ遊びに、ドキドキしながらも楽しそうに取り組む姿がとても印象的でした。

目次

製作の様子 ~1歳児クラス~

絵本読みあいの様子

スタンプの様子

1歳児クラスでは、絵本『はらぺこあおむし』をテーマに、初めての絵の具スタンプに挑戦しました。スタンプに使ったのは、ミニボトルの底にプチプチ(緩衝材)をつけた特製スタンプです。小さな手でも持ちやすく、ぽんぽんと押す感触を楽しみながら、あおむしの体を表現していきました。

保育者の真似をしながらスタンプをする子、絵の具が手につくのを面白がって積極的に触る子、ちょっぴり戸惑って「いや」と言ってしまう子もいましたが、お友だちの様子を見て、少しずつ気持ちが向き、最後には夢中でぽんぽんとする姿もありました。

パーツ貼りの様子

絵の具スタンプのあとは、あおむしの顔や体、お話しに出てくる果物のパーツを貼り付ける工程です。事前に保育者が用意した、バーツを見せると興味津々の子ども達。今回あおむしのお顔に“子どもたちの写真”を使った特別バージョンを用意しました。子どもたちの顔写真に、あおむしの帽子をかぶせたようなデザインにすると、「○○ちゃん!」と、自分やお友だちの顔を見て盛り上がる様子が見られました。“自分があおむしになったみたい!”という発見が、より楽しい製作の時間につながったようです。

パーツは両面テープで貼り付けました。あらかじめテープを剥がしやすくしておくと、小さな指先で摘まみ、自分でがんばって剥がそうとする様子が見られました。貼る前の素材が気になったり、テープが手にくっついてしまって戸惑ったり…そんな姿にも子どもらしさがにじみます。保育者と一緒に「ぺったんするよ」と声をかけながら、ひとりひとりのペースで取り組みました。

製作の様子 ~2歳児クラス~

風船スタンプの様子

2歳児クラスでは、風船スタンプを使ってあおむしの製作に取り組みました。絵の具の入った容器に風船をつけて、画用紙の上にぽんぽんとスタンプしていきます。顔には赤、体には黄緑と黄色を混ぜた絵の具を使い、色の違いを楽しみながら模様をつけていきました。

はじめての風船スタンプに、子どもたちは少し戸惑いながらも興味を持って見つめていて、実際にスタンプを押すときは、恐る恐る、また真剣な表情で慎重に取り組む姿が多く見られました。保育者と一緒に「こうやってやるんだよ」と手を添えながら進めていくことで、少しずつ感触や動きにも慣れ、ぽんぽんとスタンプできるようになりました。

それぞれが自分のペースでじっくりと取り組む様子が印象的で、一人ひとりの“はじめて”に向き合う姿がとても愛おしく感じられる時間となりました。

パーツ貼りの様子

目・触覚・足のパーツは画用紙で作ったものを両面テープで貼りつけました。小さなテープに苦戦しながらも、保育者が少し手伝うと残りは自分で剥がせた子もいて、「できた!」と嬉しそうに見せてくれる場面もありました。

貼る位置は子どもたちにおまかせしたため、どの作品もとっても個性的!「ここがいい」と自分なりに考えながら、思い思いのあおむしを完成させました。

おわりに

子どもたちの「やってみたい」「できた!」がたくさんつまった今回の製作。これからも、絵本の世界や季節を感じながら、楽しい表現活動を続けていきたいと思います。

この記事を書いた人

保育園開設時より業務に関わっていたこともあり、ぺんぎん保育園には人一倍強い思い入れがあります。今は「子育て支援員」という立場で、保育士や看護師、その他専門職の仕事をサポートする役割で、日々の業務にやり甲斐を感じております。そんな私ならではの視点で、日常の保育園をご紹介できたらなと思います。

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