葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

【食育】とうもろこしの皮むき

朝夕に秋の気配を感じるようになりましたが、子どもたちの毎日は小さな発見であふれています。

これからは「食欲の秋」。季節ごとのおいしい食材に出会える楽しみが広がりますね。そんな秋を前に、夏の日に子どもたちと一緒に挑戦したのが、とうもろこしの皮むきでした。見た目も感触も不思議なとうもろこしに、子どもたちはそれぞれの関わり方で向き合っていました。

目次

子どもたちの挑戦!とうもろこしの皮むき

とうもろこしの皮むきの説明

緑の皮に包まれたとうもろこしを前に、ツンツンと指先で触ってみる子や、「いや!」と少し離れて見ている子。ひげの部分を怖そうに眺めながら、友達の様子を興味津々で見ている姿もありました。

一方で、保育者と一緒に1枚ずつ皮をめくっていくと、だんだんと黄色い実が顔を出し、「何これ?」と不思議そうにしながらも、少しずつ表情がほころんでいきます。恐る恐る触っていた子も、慣れてくると自分で皮をむけるようになり、ひげをつまんでユラユラさせて楽しむ姿も見られました。

「おお!」と嬉しそうにとうもろこしをペチペチ叩いたり、黙々と皮むきに集中したりと、同じ体験でも子どもたちの反応はさまざま。それぞれの「やってみたい」が形になっていく瞬間がありました。

みんなで調理室へお届け

皮をむき終わったとうもろこしは、子どもたちが自分たちの手で調理室へ届けました。ぺんぎん保育園 上足洗は保育室の扉を開けると、すぐ向こうに調理室があります。「お願いします!」と声をかけながら両手で大事そうに抱えて運ぶ姿は、とても誇らしげでした。

調理室の先生に手渡すと「ありがとう」と笑顔で応えてもらい、子どもたちもにっこり。自分たちが関わった食材が給食の先生の手に渡る瞬間を見て、ちょっとした達成感と期待感が広がっていました。

おやつの時間

子どもたちがむいたとうもろこしが、食べやすいように調理されて午後のおやつに登場です。「わあ〜!」と嬉しそうな声が上がり、手に取る表情もにこにこでした。

一口食べると「甘い!」「おいしい!」と笑顔が広がり、夢中になってかぶりつく子、じっくりと粒を一つずつ味わう子と、楽しみ方もさまざま。中には「○○くんがむいたの!」と誇らしげに教えてくれる子もいて、皮むき体験がそのまま“おいしい時間”につながっていることを実感できました。

給食やおやつには、これからも季節の食材がたっぷり登場します。子どもたちと一緒に、秋の味覚も楽しんでいきたいと思います。

この記事を書いた人

保育園開設時より業務に関わっていたこともあり、ぺんぎん保育園には人一倍強い思い入れがあります。今は「子育て支援員」という立場で、保育士や看護師、その他専門職の仕事をサポートする役割で、日々の業務にやり甲斐を感じております。そんな私ならではの視点で、日常の保育園をご紹介できたらなと思います。

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