葵区上足洗・駿河区豊田の企業主導型保育園

保育園の看護師視点のお散歩

こんにちは。ぺんぎん保育園看護師の服部です。

日に日に暖かさが感じられるようになり、子どもたちが大好きなお散歩の気持ちの良い季節がやってきました。

今回のコラムでは、普段行っているお散歩について看護師の視点からご紹介させて頂きます。

目次

園児が大好きなお散歩

ぺんぎん保育園では、雨の日を除いてほとんど毎日お散歩に出掛けています。ぺんぎん保育園の子ども達は、みんな散歩が大好きです。

行先は複数あり、その日登園している園児の人数、月齢、天候などを加味して、安全かつ園児が楽しめるように行先を選択しています。

散歩には必ず看護師が同行

ぺんぎん保育園のお散歩には、毎回看護師が1名、もしくは2名同行しています。

看護師はただ散歩に付き添うだけではありません。お散歩に行くときには、保育園内以上に子ども達の安全対策が欠かせませんよね。

子ども達は思いがけない行動をすることがあります。子どもがしそうなことを先回りして考えながら、できるだけ安全に保育園まで帰ってこれるようにするのも看護師の仕事の1つです。

また保育園は集団生活の場ですので基本的には同じ距離をみんなで歩きますが、同じ月齢でもその子の体力によって歩ける距離が違います。また、風邪などで数日休んで久しぶりの登園となると、普段歩けていた距離でも歩けないこともあります。

体力が無いのにそれに周囲が気付かず他の子と同じように散歩をしていると、怪我などに繋がる可能性もあります。

そういった場合でもお留守番をするなどなく、全員で行くことを前提にベビーカートなどを活用しながら、安全に保育園まで戻ってこられるように保育士さんとも相談しながら行っています。

また暑い日は汗をかくことも多く、散歩中に保育園で待機している看護師と連携をして、保育園に戻ったらすぐに着替えができるよう、ホットタオルや着替えを準備してもらったりと、園で待機している看護師同士の連携も行います。

看護師のリュックの中身って?

次は散歩に同行している看護師のリュックの中身を紹介します。

看護師のリュックは写真のようになっています。散歩中に起こりそうな怪我などに備えて、以下のような物品を携帯しています。

  • 消毒液やガーゼ、ピンセットなどの救急セット
  • ウエットティッシュ
  • ビニール袋
  • フェイスタオル
  • 冷却剤
  • 傷口を洗い流すための水

公園まで行けば水道場がある場合もありますが、公園に行くまでの道中に転んでしまってもすぐに流水で洗い流せるように、ペットボトルで水も携帯しています。水は散歩に行く直前に入れ替えを行い、常に清潔な水を持参するように心掛けています。

保育園看護師だからできること

いかがでしたでしょうか。ぺんぎん保育園は看護師が複数名常駐している特性を生かして、保育士とは少し違う視点で散歩に携わっています。

物品や場所が限られている園外でのケガに対応するには、何より備えが大切です。可能な限り危険を回避しながら、園児に楽しい時間を過ごしてもらえるようにしていきたいと思います。

この記事を書いた人

東京の総合病院の救命救急センターで5年間看護師として従事。ERやICUにて子どもの病気や怪我を多く経験。結婚を機に静岡へ移住、アクタガワへ入社。救命救急での経験を活かし、常に緊急時の対応を想定しながら仕事に励んでいる。

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