こんにちは、子育て支援員の池田です。朝晩涼しさを感じたり、日中もカラッとした気持ちの良い風が吹いたりと、秋の訪れを感じられるようになりましたね。今年の夏はとても暑かったですが、ぺんぎん保育園の子ども達はお日さまに負けないくらい元気いっぱいな姿をたくさん見せてくれました。
夏といえば水遊び!ということで、プールや色水、泡遊びなどをたくさん楽しんだ子ども達ですが、他にもぺんぎん保育園では、夏ならではの遊びを取り入れてきました。その中から、今回は『寒天あそび』の様子をご紹介します。
寒天あそびとは
寒天は小さな子どもにも扱いやすく、冷たくて暑い季節にピッタリな感触あそびを楽しめます。今回は食紅で色を付け、ピンク・黄色・緑色の3色の寒天を用意しました。また子ども達が思い思いの遊び方を楽しめるように、色々な形の型抜きやカットナイフ、ゼリーカップなどを準備しました。
寒天あそびの様子
1歳児クラス
保育者が「今からキレイな物で遊ぶよ!」と声かけると、椅子に座ってワクワクしながら待ってくれていた子どもたち。寒天を持ってくると、「きれーい! 」と目をキラキラさせてくれました。初めは指先でツンツンと控えめに触れていた子どもたちも、保育者が型抜きを使い形をくり抜く様子を見て、同じように型抜きを使って遊び始めました。
形をくり抜くことができると、嬉しそうに掴んで大事にカップに入れる子や、どんどんと型抜きを押していく子もいました。グッと集中して寒天に夢中になっている様子が、いつもより少しお兄さんお姉さんな表情でとても可愛らしかったです。
また2歳児クラスのお友だちがカットナイフを使い寒天を小さくしていると、真似をして「ちょっきん!ちょっきん! 」と切るのを楽しむ子もいました。
2歳児クラス
お友だち同士のお話しも上手になってきた2歳児クラスさん。「冷たいね!気持ちいいね!」などとお話ししながら楽しむ様子が見られました。手の上に寒天を乗せてプルプルと揺らしたり、型から抜いた寒天を指先で摘まんで見せてくれたりと、力を加減しながら寒天を扱う様子に巧緻性が高まっている様子も感じられました。
カットナイフでトントントン♪とリズムよく切っている姿がお料理しているように見えて、「○○ちゃん、お料理してるみたいだね!」と保育者が声をかけると「してるよー! 」と嬉しそうに答えてくれる子もいました。
寒天をアイスやパフェなどと見立てる遊びから、お店屋さんになってごっこ遊びへと繋がるなど、子どもらしい遊びが展開されて、普段とはまた違った刺激のある室内遊びの時間になったのではないでしょうか。
0歳児クラス
ベビーフェンス越しに、1・2歳児クラスさんが夢中になって寒天で遊んでいる姿を見ていた0歳児クラスさん。安全に寒天に触れられるよう、ジッパー付きビニール袋に入れたものを自由に触ってみてもらいました。不思議そうだったり驚いたりと、いろんな表情を見せてくれました。いつもの玩具にはない感触を楽しんでもらえたでしょうか。
絵本プログラム【今月の一冊】でも夏らしい活動の様子をご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。