新年度を迎えてから早くも半年が経とうとしています。子ども達もすっかり園生活に慣れ、色々な表情を見せてくれたり一生懸命お話をしてくれたりと、とても嬉しく思います。また子ども同士のやりとりも増え、日々たくさんの微笑ましい姿を見せてもらっています。今回は夏の終わりに保育室に差し込んだ“虹色の光”で遊ぶ子ども達の様子をご紹介します。
壁に映る虹色の光を発見
この日は運動プログラムの日で、各クラスごとに分かれて活動をしていました。0歳児、1歳児クラスが運動遊びをしている間、2歳児クラスの子ども達は別室でお人形遊びやブロックで遊んで過ごしていました。遊んでいる途中「見て!なんか光ってるよ!」と一人の園児が壁に映る虹色の光を見つけました。その言葉にみんなが駆け寄って「すごーい!」「虹だ虹だ!」と大喜びの子ども達です。
虹に手をかざしてみたり、掴もうとしたり、おもちゃや洋服に光を映してみたりと子どもたちは虹色の光に興味津々でした。お友だちの洋服に虹色が映るとキャッキャッ♪と楽しそうでも、自分の体に映ると驚いてしまって、そんな反応を見たお友だちが笑って、また大きな笑い声が響く…そんな楽しい時間でした。
虹色の光はどこからくるのだろう?と外を見る子どもたち。この日はお天気が良くお日さまの光も眩しくて、駐輪場の自転車もキラキラと光っていることを見つけました。
「虹ができたよ!」とブロックで虹の形を作るお友だちもいました。元々はブロックで輪を作り、ブレスレットを作っていたのですが、半分にすると虹に見えたそうです。そうすると、あれ?なんだかあのおもちゃも虹に見えるねと、おもちゃの中でも虹探しが始まりました。
運動プログラムの順番が来て、次にお部屋で遊び始めた0歳児クラスの子ども達。ちょうど低い位置に虹色の光が反射していて、光を見つけるとすぐに近寄っていました。保育者の方を向いて「色が光って見えるよ、これなあに?」というような不思議そうな表情を見せてくれました。
おもちゃで遊び始めてからも、おもちゃを手に持って虹のところまで行き、光にかざしてみたり、ツンツンと触ってみたりしていました。まだお話はできない0歳児クラスさんですが、お友だちと顔を見合わせている様子がなんとも可愛らしかったです。
小さな虹色の光でしたが、子ども達にとっては不思議で面白くて、とっても楽しい遊びになったようでした。これからもそんな純粋な子ども達の言葉や行動を大切に見守っていきたいです。